部下の1人が「今のこの感じでは仕事を続けられない」とSOSを出してきた件。
翌日に一対一でゆっくり話を聞いてみました。
結果的には、本人は言ったことを恥じていて、もう大丈夫とのことでした。感情が高ぶると抑えられないことがあってと後悔されてました。
みんなの前での彼女の口ぶりでは、仕事量が多いというニュアンスで受け取られていました。
でも、聴いてみると、彼女にのしかかっていたのは量ではなく、重さでした。
企画をひとりで決めていかないと進まない。
事業の参加者を自分で集めないといけない。
今までは決められた手順で指示通りに仕事をされてましたが、
今年は、自分がリスクを取って決断し、自ら動き出さないと進まない仕事が増えていたのです。彼女の成長に期待して、ということです。
しかし、人に気軽に相談したりできない彼女は、その重さに大きなストレスを感じていたようです。
量ではなくて重さ。
その人の積んできた経験を踏まえて、任せる仕事の種類を考えないとダメですね…
いや、考えてはいたのですが、ウオッチが足りてませんでした。
平等・公平という考え方はあまり役に立たないかも。
気軽に相談できない性格の人に、気軽に相談していいんだよと言っても、
それはよくある、頑張ってる人に「頑張れ」と言うようなもの…。
部下の育成は本当に難しいです。
自分の仕事もたくさんありますが、忙しさを見せてはいけないなと思いました。
定期的な1on1も必要だと実感しました。
いろいろと気づかせてくれました。