地方の商工会議所に勤める中小企業診断士のブログ 「お酒と読書と、中小企業支援の話」

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

そもそも前提条件に思い込みがあるかもと検討する

2024-07-21 17:21:00 | 商工会議所
一方の目線で見れば分かりきったことであっても、他方の目線(もしくは当事者の目線)で見ると、目から鱗の驚きになることもあるらしい。
「簡単にわかることをどうしてやらない?」と訝しんだりイライラしたりしたら、
「どうしてやらない?」という所に疑問を持つのではなく、
「簡単にわかる」のほうに疑問を持ってみる。それは自分の思い込みではないのかと。

……
私は先週の金曜も部下に
「このサロンさん、○○さん(部下のこと)何でも相談してくれてはるし、売上伸ばす工夫もいろいろ考えてはるみたいやし、伴走支援したら面白いんちゃうん。記帳も見てあげてるんやったら尚更やりやすいやろうし」
と提案してみたら、
「あー!そっか!ほんまですね!はい!これから意識してやってみます!」と😊
部下の伴奏支援先リストに勝手に装填完了!お茶屋さんに続いて2日連続で(笑)
みんなやっぱり伴走支援 好きなんですね。やりたいんですね。
時間を捻出してやってもらいましょー





勝手に開拓して装填する

2024-07-19 08:01:00 | 商工会議所
「あそこのお茶屋さん、○○君の伴走支援先リストに入れといたし、よろしく!
会議所との関わり多くて、○○君よく話してるやろ。性格も穏やかな人やし、決算書も見せてくれはるし、EC取り組み中やし、息子への事業承継間近やからやり甲斐もあると思うよ。だから、今後しっかり伴走支援してな」

と、引っ込み思案な部下の伴走支援先を勝手に開拓してくる上司の私(笑)
もちろん、現状、難易度、適性、相性を考慮して選んでますけども。

○○君も「あー。あそこならできそうですね!」って…
支援ではない用件やけど、毎月のように会ってる相手やろー💦
まー、これから頑張ってください
期待しています



よくある話(事業承継)

2024-07-12 08:04:00 | 商工会議所
旅館の経営者80才。
後継者候補は娘3人。
経営者曰く、
中長期的な視点では長女夫婦が妥当。
計数管理や交渉に長けるのは次女。
旅館をよく手伝い業務をよく知るのは三女。
難しい。
家族会議で何度も承継のことを話すが、
3人とも継ぐとも継がぬとも言わない。
そうこうしてるうちにもう80才。
難しい。
家族会議もいつもの決まり文句でなく、もう決めなあかんということを本気で話し、どう思っているかを問うかたちで進めてみてはどうかと伝えた。税理士を交えるのも一つの手かもしれない。
引き続き伴走していきます




もう少し先を見る。任せて見守る。

2024-07-10 08:00:00 | 商工会議所
昨日は、会議所の広報会議を午前中やって、昼はご飯を食べながら三役との会議。
午後からは定額減税(上期源泉)の相談。
事業承継の個別相談会に来てくれる人を電話で探したり、伴走支援先に決算書もらってヒアリングしたりといったことをしていました。
中長期的なスケジュール感で準備を前倒しで行ったり、部下に任せられることは任せたりといったことを始めてみると、少しづつ余裕のある時間が生まれてきた気がします
こんな基本的なことをどうして今までしていなかったのか(笑)知識として知ってるだけではダメですね。今までを反省、これからに期待です。