地方の商工会議所に勤める中小企業診断士のブログ 「お酒と読書と、中小企業支援の話」

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

人は情報を自分と相手のために使う

2024-12-11 07:53:00 | 読書・自己啓発
確定申告支援の準備を始めます
まずは、会社さんに進捗を自己確認してもらうチェックリストを郵送します
これは数年前から12月に送るようにしていて、それなりに効果を感じています。
以前は、(アポなしで)会議所にノートやらノートパソコンやらをそのまま持ってきて「とりあえず来たで」とのたまう方が多かったのですが、
近年は、自分でチェックリストを使って「やっておくべきこと」を進めてから会議所に(アポを取って)来て下さる方が増えました😊

情報や論点は恐れずに共有していくと、
それぞれが「自分のため」と「相手のため」に動き出す。
そう信じています
(甘いかもしれないけれど)



ただ泣きたくなるの(内容と関係なし)

2024-12-10 07:50:00 | 商工会議所
私にとって12月は、
年度末(3月)に向けて
各事業(各目標)の進捗確認と
計画立て直しの月です。

年度頭にバチッと計画を立てる習慣がなく、ゆるりとスタートするものですから、
期間中その計画も大いに揺れるのです…
だから、12月あたりで確認しないと、
年度末になってから何かが致命的に足りていなかったりするのです
あ~怖い(笑)
帳尻合わせの運営から脱却せねば😅

関係ありませんが、
中山美穂さんの「ただ泣きたくなるの」って、とても良い歌だと気づきました





昔ながらの景況調査?

2024-12-09 08:00:00 | 商工会議所
年に2回、会員の小規模事業者を対象に景況調査を行っています。1回あたりの数は1000×〇社ほどです。
今日はその調査用紙の封入作業を行います。何人かの協力を得てやりますので2時間もかかりませんけども。

この景況調査も年々じりじりと回答してくれる方の数が減りつつあります…
回答率は20%近くまで低下💧‬
数年前に、FAXだけだった回答方法をGoogleフォームで回答できるようにする等の改善もしましたが、それでも減少傾向は止まりません💧‬
フィードバックは会報誌のみ。それがダメなのか?
スポット質問(毎回、内容が変わる質問)に工夫が足りないのか?
これも試行錯誤が必要です
調査なので変えすぎると比較性が失われるので慎重に…



パートナーシップを照らす

2024-12-06 07:45:00 | 商工会議所
パートナーシップ構築宣言
商工会議所の皆さんはご存知かもしれませんが、
「発注する側」として宣言した会社は
(宣言していない会社に比べて)
「受注する側」としての価格交渉において、価格転嫁を勝ち取っている割合が高いというデータがあります🙂
どういうメカニズムか探索したいです…
宣言を勧める材料になりますね


ちなみに、パートナーシップ構築宣言とは、

事業者が、サプライチェーン全体の付加価値向上、大企業と中小企業の共存共栄を目指し、「発注者」側の立場から、「代表権のある者の名前」で宣言するもの。宣言内容は以下の通り。

(1)サプライチェーン全体の共存共栄と新たな連携

オープンイノベーション、IT実装、グリーン化等

  1. (2)下請企業との望ましい取引慣行(「振興基準」)の遵守
    特に、取引適正化の重点5課題について
    1. ①価格決定方法
    2. ②型管理などのコスト負担
    3. ③手形などの支払条件
    4. ④知的財産・ノウハウ
    5. ⑤働き方改革等に伴うしわ寄せ





隠れたものを掘り起こす

2024-12-05 07:57:00 | 商工会議所
経営診断・事業計画策定をサポートする事業をしていて、お申し込みいただいた企業さんから昨日、決算書をもらってきました。
開けてみたらあら。個人事業者ながら売上3億円、所得3千万円超でした。町の小さなタイヤ屋さんなので失礼ながら意外でした。
比較的儲かっている企業さんがこの経営診断を利用されるのは珍しい(笑)ので、
なぜ利用しようと思ったのか?
何を求めているのか?
を丁寧に掘り起こしていきたいと思います

1月から専門家と一緒に5回訪問します