言葉や当たりのきつい人ほど、
経営課題に必死だったり、
こちらに期待してくれてたりする、
私たちが求める会員さんの姿に見えます。
職員みんなにそう見えてるわけじゃなさそうやけど(笑)
アドラー心理学?第一感情と第二感情でしたっけ?
一瞬ひるんでも逃げちゃ駄目よー
やっと読み終えました(笑)
※とても面白くためになる本でした
以下、エピローグからの抜粋です
日本商工会議所は全国各都市にある商工会議所ネットワークを活用して、寄付を呼びかけ基金を創設し、国や地方自治体からの補助金がなかなか人の手に渡らないという目詰まりを解消するため、省庁間や都道府県の垣根を超えて横断的に活用する。…寄付をした人々の参画意識を高めることが必要である。
民は官からお金を貰うことに慣れてしまってはいけない。渋沢が生涯をかけて打破しようと尽力した官尊民卑の悪弊がかえって強くなってしまう。…民主主義社会における自主性を奪う危険がある。一人一人が…戦いに参画して、危機を克服するという強い意志を持つことが肝要である。
日本を一人前の国にするために、必要な産業を興さなければならない
外国との競争は熾烈。でも外国から学べることは多い。
女性の活躍が求められている。
…なんか、渋沢栄一が生きた明治と今は似ていると感じました。
というか、永遠の課題なのか(笑)
商工会議所には毎日多様なものが送り付けられてきます(笑)
なかには掘り出し物もあります
今回は当たりでした
とても面白いです😊
とりあえず、読んだところまでの心に残った文章を挙げます
⑴
渋沢はあくまでも「民」主導で社会改革を行うことを説いたのであり、いたずらに「官」と対立したわけではない。つまり互いに協力し、公益を増進するためには「民」が自立し、官と伍するだけの知力、財力、人的なネットワークを有しなければならなかった。
…
⑵
そもそも銀行は大きな川のようなものだ。銀行に集まってこないうちの金は、溝にたまっている水や、ぽたぽた垂れているシズクと変わりがない。(中略)銀行を立てて上手にその流れ道を開くと、倉や懐にあった金がより集まり、大変多額の資金となるから、そのおかげで貿易も繁盛するし、物産も増えるし、工業も発達するし、学問も進歩するし、道路も改良されるし、すべて国の状態が生まれ変わったようになる。
…
⑶
渋沢が目指した社会は、実業家が政治家や軍人と対等に国家社会について議論できるというものであった。つまり経済活動に直接携わる商工業者が民の中心となって公論形成のリーダーシップを取り、政府の政策決定に影響を与えることのできる社会であった。そのためには商工業者の地位を向上させるとともに、商工業者自らが政治家、官僚、軍人と対等に議論することのできる社会的地位と見識を持っていなければならなかった。
…
⑷
競争はあたかも、人体の熱のごときものでおる。人間を活かすも殺すも熱である。商人を活かすも殺すも競争である。ゆえに、商人は常にその平熱を保つことに注意しなければならない。