借入希望の相談。
代表1人でされているレジャー産業。
県が生態系保護の観点からある政策を徹底してきたことにより、近年、事業が成立しにくくなり、売上はピークの4分の1まで低下。年商の半額もの赤字を計上。
今回、その事業に使用する大型設備の更新のため、年商を遥かに超える借入を希望される。
「コロナ禍は脱しつつありますが、代表が直面してる環境の変化は、今後どうなっていくと思いますか?」
「コロナとは違って、元に戻ることはないと思います」
「…その状況で、この額の借入は怖かったりしませんか?不安にはならない?」
「不安はないです。今バイトも始めたので、シフトを増やせば…」
「設備投資して回収はできそう…?」
「……。できないかもしれません。でも、プロとして、今の設備のままではしたくないのです」
プロとしてのプライドは大切です。
でも、武士は食わねど高楊枝では、奥さんや子供が大変だと思います。
このあと、既存借入を条件変更してることがわかりました。
今の設備はまだ使えることも確認。
買い換えるにしても、もっと節約した買い方ができないか検討してほしいと伝えました。
チャンスのときは勇猛果敢に
ピンチのときは察知して引く勇気
(代表の気持ちすごく分かるんですけどね)
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