日銀短観では景況感の底堅さを示す結果が示され、更なる利上げのタイミングを探っている状況らしいですね
今、日本の景気は上向いている?
先週に溶接業の経営者にお聞きしたのは、その真逆のお話でした。
その企業は、専門性をもって求められる品質を備え、適切適度な設備投資をなし、業況は順調です(小規模ですけどね)。
でも、業界は「完全に冷え込んでいる」そうです。近隣の同業者たちが困りに困って、仕事を回してほしいと頼みに来られるそうです。
その企業が得意とする厚物の溶接は、出荷後はほぼ海外だそうで、おそらくは中国が多いだろうと。その中国が今やばい…
唯一に経済が安定成長しているアメリカは、取引リスクが顕在化どころか具体化してきている…
先行指標的な業界ではないにしても、今後に不安を覚えるお話でした。
経営者のお話は、単一な視点ですが、今起こっていることを肌感覚を交えて教えてくれます。
そして、それを商工会議所職員に説明して聞かせる表情…
新聞や報告書にはない大切な情報が含まれているように感じています。