夏の読書感想文

とうとう『火花』読み終えてしまいました

ネタバレも多少入りますが・・・よろしいでしょうか？
読み終えてみて最初に感じたのは構成がすごくよかった
そして清々しい思いでいっぱいになれたこと

話題の人だっただけに最初は
”どんな作品か、見てみまひょ～”ってちょっと上から目線的な感じでしたが
5ページもしないうちに
この人、ほんまもんやわ～となぜか関西弁ですが又吉ワールドにすっかりはまってしまった

この徳永さんという主人公は又吉さん本人なのかな？
それとも彼の目にはいった後輩芸人さんなのか架空の人物なのか？
彼のいままでの生きてきてそして感じたこと見てきたこと
普段思っても言えないことがこの徳永さんに代弁してもらっているような気がする

でもそれよりも神谷さんなのかな？
又吉さんの疑問を神谷さんが答えているいるのかも
でもそれが正解なのかどうかはわからないけど
彼の中の心の動きがよくわかるような作品に感じられました

私自身この作品に関しては他の方の感想やら評論を一切見てないし読んでいないのでどうなのかわかりませんが
あまりにも読み終わった時のすがすがしさで今もいっぱいなので当分はこの気持ちのままでいたい
なのでこの心地よさをもうしばらく味わってから他の方の感想を読もうかと

そしてタイトルの火花というのが読み終わってさらにメインタイトルにふさわしいと感じた
わたしだったら・・・花火にしちゃうだろう(笑)

もしかしたらこれ、TV化とか映画化にする話ってでてきているのかな？
いまはまだ小説のまま、書籍のままの方がいいとは思う
と言いながらも配役を考えている自分がここにいる
徳永さんは２５歳前後となると・・・まったく頭に浮かんでこないわ
だって若い俳優さん知らないんだもん
しばらくは俳優さん探しが妄想家のこれからのたのしみになりそう

200万部突破とのこと
買った方200万人分の感想があるんだと思う
そしてこれから読まれる方もたくさんいるでしょうね
秋という読書にはぴったりの季節
選択肢のひとつにこの『火花』を候補にいれて読まれてみてはいかがでしょうか