
復路ハイウエーで30km過ぎて心配していた右足の痛みがひどくなってきました
道の左側はハイウエーだけど歩道のようになっていて日陰もあるのでできるだけ左をキープ
暑いのと痛いのが交錯しながら前に進んでいました
進むというか、歩いてはジョギングして、歩いてはジョギングの繰り返しで
誰がどうみても走っているというスタイルにはなれません
でも歩くのでもできるだけ早く歩こうと時計を見ながら歩くようには努力をする
そう、時計を見るとまだ6時間は切れるタイム
なんとかして5時間台でゴールしたいという気持ちと
もう無理だーとあきらめる気持ちや
このまま歩いたって完走はできるよーという軽い気持ちや
もっと楽しんで残りの10kmを過ごそうよとお気楽な気持ち
いろんな気持が絶えず頭の中をぐるぐるとして方針が固まりません
道の先をずっと見てもまだまだハイウエーの終点は遠い
そんなとき、MY LITTLE LOVERのHELLO,AGAIN~昔からある場所が流れてきた
♪自分の限界がどこまでかを知るために
僕は生きているわけじゃない♪
そうだよね、ホノルルマラソンを走ることを夢見ていた時は
「自分の限界がいったいどこなのかを知りたいから、フルマラソンを走ってみたい!」と思っていたこともあったけど
今はまだ限界じゃないだろうし、限界ってこんなもんじゃないんじゃないのかな~と
まだまだ全力出し切っていないし、準備も不完全だったし、中途半端な状態で12月12日を迎えてしまった
走りたいという気持ちと、体がまったく動こうとしない現実と葛藤がずっと続いている
そんな時にかかってきた曲がFUNKY MONKEY BABYSの桜でした(ジャケットは徳井さんです)
これは女の子と付き合い始めた男の子の気持ちを綴った歌詞で
♪ずっとずっと君を守りたい、桜が降る桜が降る・・・・ずっとずっ手をつないで一緒に歩こう
いつもこの男の子の気持ちは自分で、この彼女がひでよしだと置き換えて
散歩のときのテーマソングと勝手に決めて聞いていた大好きな曲でした
梅雨頃からひでよしの体に異常がわかり、自分の中ではこれは夏までもたないかもしれないとうすうすわかっていました
でもこの曲にあるように、今年も来年も再来年も一緒に桜を見たくて
ずっとずっと手をつないで歩いて行きたいな、守ってあげたいなーと思いがんばったけど
守ってあげれなかったし、もう一緒に桜も観ることができなくなりました
一気に気分が
していたところに、なにか冷たいものが体に落ちてきました
あら?雨
霧吹きのような雨が熱くほてった体を冷やしてくれるようにサッと降りかけてくれました
そしてなにやら前方で多くの人が立ち止まっていることに気が付きました
給水所でもないし、どうしたのかな?と思ってみんなが見ている方を見ると
反対車線(ハイウエー往路側)の山とその後ろにきれいな虹がかかっていました
「あっ!ひでちゃんだ」と思わず声に
そう、ホノルルマラソン参加の中には、ハワイで虹を見るというのも一つの目的でした
ひでよしと虹のお話はこちらをお読みくださいね
まさかこの状況で虹を渡るひでよしの姿を見ることができるとは・・・感無量
ひでよしも粋なことをやってくれるなーと泣きながら笑ってしまいました
「ひでちゃん、よかったねー。うん、よかったよかった」とひとりごと連発し
無事にきれいな虹を登りきったひでよしを送ることができました
ハワイに来て、ホノルルマラソンに出られて本当によかった

そんなときひでよしの声が聞こえてきました
「よしべえぇ、ホノルルマラソンって走るところじゃないの?
ぼくは走りたくても(最後は)走れなかったんだよ。」と。
歩くことはできても、もう走れなかったひでよしの姿が浮かんできました
お散歩していてももうおじいちゃんのようにスローペースのひでよしでした
一歩一歩確かめるようにゆっくりゆっくりだった
そうだよね、わざわざハワイに来て歩いていたんじゃダメだよね~とつぶやいて、ジョギングを再開
ちょっとでも歩こうとするとひでよしのささやきが鬼のささやきと化して私を走らせます
そんなこんなでやっとハイウエー脱出となりました!
長かったハイウエーですがあとゴールまでもう少し
でもね、これから最後の難関ダイヤモンドヘッド
の上りが待っています
次回はゴールできるかな?
道の左側はハイウエーだけど歩道のようになっていて日陰もあるのでできるだけ左をキープ
暑いのと痛いのが交錯しながら前に進んでいました
進むというか、歩いてはジョギングして、歩いてはジョギングの繰り返しで
誰がどうみても走っているというスタイルにはなれません
でも歩くのでもできるだけ早く歩こうと時計を見ながら歩くようには努力をする
そう、時計を見るとまだ6時間は切れるタイム
なんとかして5時間台でゴールしたいという気持ちと
もう無理だーとあきらめる気持ちや
このまま歩いたって完走はできるよーという軽い気持ちや
もっと楽しんで残りの10kmを過ごそうよとお気楽な気持ち
いろんな気持が絶えず頭の中をぐるぐるとして方針が固まりません
道の先をずっと見てもまだまだハイウエーの終点は遠い
そんなとき、MY LITTLE LOVERのHELLO,AGAIN~昔からある場所が流れてきた
♪自分の限界がどこまでかを知るために
僕は生きているわけじゃない♪
そうだよね、ホノルルマラソンを走ることを夢見ていた時は
「自分の限界がいったいどこなのかを知りたいから、フルマラソンを走ってみたい!」と思っていたこともあったけど
今はまだ限界じゃないだろうし、限界ってこんなもんじゃないんじゃないのかな~と
まだまだ全力出し切っていないし、準備も不完全だったし、中途半端な状態で12月12日を迎えてしまった
走りたいという気持ちと、体がまったく動こうとしない現実と葛藤がずっと続いている
そんな時にかかってきた曲がFUNKY MONKEY BABYSの桜でした(ジャケットは徳井さんです)
これは女の子と付き合い始めた男の子の気持ちを綴った歌詞で
♪ずっとずっと君を守りたい、桜が降る桜が降る・・・・ずっとずっ手をつないで一緒に歩こう
いつもこの男の子の気持ちは自分で、この彼女がひでよしだと置き換えて
散歩のときのテーマソングと勝手に決めて聞いていた大好きな曲でした
梅雨頃からひでよしの体に異常がわかり、自分の中ではこれは夏までもたないかもしれないとうすうすわかっていました
でもこの曲にあるように、今年も来年も再来年も一緒に桜を見たくて
ずっとずっと手をつないで歩いて行きたいな、守ってあげたいなーと思いがんばったけど
守ってあげれなかったし、もう一緒に桜も観ることができなくなりました
一気に気分が

あら?雨
霧吹きのような雨が熱くほてった体を冷やしてくれるようにサッと降りかけてくれました
そしてなにやら前方で多くの人が立ち止まっていることに気が付きました
給水所でもないし、どうしたのかな?と思ってみんなが見ている方を見ると
反対車線(ハイウエー往路側)の山とその後ろにきれいな虹がかかっていました

「あっ!ひでちゃんだ」と思わず声に
そう、ホノルルマラソン参加の中には、ハワイで虹を見るというのも一つの目的でした
ひでよしと虹のお話はこちらをお読みくださいね
まさかこの状況で虹を渡るひでよしの姿を見ることができるとは・・・感無量

ひでよしも粋なことをやってくれるなーと泣きながら笑ってしまいました
「ひでちゃん、よかったねー。うん、よかったよかった」とひとりごと連発し
無事にきれいな虹を登りきったひでよしを送ることができました
ハワイに来て、ホノルルマラソンに出られて本当によかった


そんなときひでよしの声が聞こえてきました
「よしべえぇ、ホノルルマラソンって走るところじゃないの?
ぼくは走りたくても(最後は)走れなかったんだよ。」と。
歩くことはできても、もう走れなかったひでよしの姿が浮かんできました
お散歩していてももうおじいちゃんのようにスローペースのひでよしでした
一歩一歩確かめるようにゆっくりゆっくりだった
そうだよね、わざわざハワイに来て歩いていたんじゃダメだよね~とつぶやいて、ジョギングを再開

ちょっとでも歩こうとするとひでよしのささやきが鬼のささやきと化して私を走らせます
そんなこんなでやっとハイウエー脱出となりました!
長かったハイウエーですがあとゴールまでもう少し
でもね、これから最後の難関ダイヤモンドヘッド

次回はゴールできるかな?