パソコン悪戦苦闘記録

アドミニストレーターアカウントの必要性

 先日、PCを人に貸すときにユーザーアカウント登録はどうするのか、について書きました。
  
 その記事は、
  こちらをご覧ください。

 その記事を書いている中で、思い出すことがありました。
 「Administrator(アドミニストレーター)」アカウントです。
 略して、「アドミン」です。

 Windows2000や、WindowsXPの時代には、PC購入後真っ先に、Administratorアカウントにパスワードを設定していたことを思い出しました。そして、アルファベット、数字、記号を織り交ぜ、10文字を超える、厳格なパスワードにしていました。
 というのは、Administratorは、すべてのユーザーに影響を与える重大な変更、設定を行えるからです。その対策のために、他人が勝手にAdministratorでログオンできないように、厳重なパスワードでバリアを張っていました。

 あれ、最近はAdministratorのことは気にしていなかったけれど、どうなっているのだろう、と疑問に思いました。Administratorのことは、最近、全く意識していませんでした。
 そこで、調べてみました。






 すると、
Windows10やWindows11では、デフォルト(初期設定)では、Administratorアカウントは無効になっている
と、解説されています。

 「へぇ~?
  はたして、それでいいのだろうか?」
と、さらに疑問が湧いてきました。
 コンピューター、PCが危険にさらされないのだろうか、と気になったのです。
 
 ですが、よく考えてみたら、それでよさそうです。おそらく、Administratorが無効のままで、支障はなさそうです。

 というのは、こうです。
 Administratorアカウントが必要になる場面は、めったにありません。つまりは、そういう場面になったときに、必要に応じて、有効化すればよい。
 そして、Administrator有効化には、管理者権限(管理者ユーザーのパスワード)が必要です。
 そうであれば、管理者ユーザーのパスワードさえしっかり管理しておけば、セキュリティーは保たれていると、こういうことになりそうです。

 ただし、上記は私の推測です。
 今回は、根拠のあやふやな記事で申し訳ありません。もし誤っていたら、コメントをいただけると幸いです。

 


それでは、また次の記事で
goosyun

コメント一覧

goosyun
narkejp さん
 非常に参考になるコメント、ありがとうございました。
 MS-DOSの時代からご存じで、Linuxの知識もおありで、参考になりました。
 そういえばWindows XP Home はパスワードなしの、むき出し状態だったこと、思い出しました。
narkejp
私が経験した中では、こういった事情もあったようです。
https://blog.goo.ne.jp/narkejp/e/58eb69de3c2179cdc179501b4808ea1d
narkejp
MS-DOSの時代は Administrator 権限などという設定はなく、ネットワーク機能が充実した WindowsNT の時代に登場したように記憶しています。Unix/Linux には root 権限というのがありましたが、ずいぶん普及した WindowsXP 以降に、見直しが行われたようですね。Linux でも、Slackware や Redhat、Vine Linux ではきちんと root と一般 user を分けていましたが、Ubuntu では user が sudo コマンドで root のように実行できるようになりました。昔の Administrator/root は、知識も経験も責任感もある人がなっていたのだろうと思いますが、たぶんどこの職場でもちゃんとした管理者というのは得られにくく、「なんちゃって管理者」が大部分だったために利用者から不満が続出し、各ユーザーに勝手に実行してもらうスタイルが主流になったのではないかと思います。「いいの?ホントにいいの?」と確認し、あとは各自の責任でやってね、というやり方ですね。
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