パソコン悪戦苦闘記録

文字列削除で図も消える Wordのアンカー記号

 MicrosoftのワープロソフトWordは、ほぼ毎日利用しているアプリケーションソフトです。
 社内文書は、Word形式で作成することになっているからです。
 私にとって、使い慣れたソフトです(の、・・・・つもりでした。)。




 社内の業務文書ですから、ほぼ文字、数字だけを使った文書です。それ以外には、せいぜい、表や図形(直線や楕円形)を入れることがあるぐらいです。
 
 図(画像、写真)が入った文書を作ることは、めったにありません。
 プライベートで、画像が入った文書を作るときは、筆ぐるめを使うなどするから、Wordで画像を扱うことはまずありません。

 今日、会社で珍しく、Word文書に図(画像)を入れることがありました。
 文書に画像を入れた後、文字列の折り返しを設定し、「四角形」を選択しました。こうすると、画像の周りに文字列が周り込み、見栄えをよくすることができます。
 ここまでは私も知っていました。

 問題はこの後です。
 画像の近くの文字列の、ある行を削除したら、画像も一緒に削除されてしまいました。

 理屈が分かっていないから、ここで戸惑います。どうして画像も一緒に削除されるのか、これが分からないのです。
 そこで、調べてみました。
 そうすると、解決のキーワードは、「アンカー」であると判明します。

 図(画像やテキストボックス)を挿入し、文字列の折り返しを設定すると、左余白に、錨のマークが出てきます。この錨マークが、アンカーです。
 これが何かというと、図が、どの段落に結びついているかを示している記号なのです。
 既定では、図に最も近い段落に結び付けられます。
 段落と結合しているので、段落の削除と同時に図も消える、というわけです。

 それを防ぐには、削除対象の段落とは別の段落に、図を結び付けておけばよいわけです。そうするには、アンカー記号をドラッグして、別の段落に結び付けます。こうしておけば、OKです。
 今まで、アンカー記号を使うことなんて一度もなかったので、一つ勉強になりました。一つ、賢くなりました。

人気ユーチューバー金子晃之著


それでは、また次の記事で。
goosyun
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「職場」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事