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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

骨のある横審委員は居なかった!新横綱・豊昇龍が誕生した

2025-01-27 | 日記
なんだかんだ言って満場一致。
横審は新横綱・豊昇龍の誕生を推した。
横綱審議委員会の委員

氏名
主な肩書
就任年月
委員長
山内 昌之
東京大学名誉教授
2015年 3月
委員
都倉 俊一
日本音楽著作権協会会長
2015年 3月
委員
丹呉 泰健
日本たばこ産業会長
2019年 2月
委員
大島 宇一郎
中日新聞社社長
2020年 1月
委員
池坊 保子
元政治家
2022年 3月
委員
紺野 美沙子
俳優
2022年 3月
委員
上原 茂
大正製薬社長
2023年 1月
委員
大島 理森
元政治家
2023年 1月
委員
鹿島 茂
フランス文学者
2024年 2月
上記が横綱審議委員会の現在のメンバー。
ズラッと見てみると、骨のある意見を言いそうもない。
「各新聞は、もう昇進って言ってるじゃない?細かいことはいい。横綱も居ないんだし。10月のロンドン場所は横綱不在でいいのか?我々の時代に横綱不在場所って、不名誉じゃないのかな」
なんてえことで、シャンシャン。

前回も言ったが、やはり豊昇龍の横綱昇進は次期尚早。
巴戦連勝で逆転Vにしても、相手は平幕2人。
ボクシングで言えばラウンド最後の30秒でラッシュ。
判定勝ちの印象しかない。
前3場所通算33勝12敗って大関昇進の最低ライン。
何より3場所前は8勝7敗。
大関になってからも、10勝の2ケタがやっと。
それも横綱休場場所が多い中で、だ。
豊昇龍嫌いで言ってるのではない。
横綱は優勝争いに毎場所加わることが出来なければ、引退しかない。
まだ、25歳。
「もう1場所様子を見るべきではないか?」
そんな意見があってしかるべき。
弱い横綱を作って、後出しじゃんけんは御免。
「品格なし、この勝ち星では横綱の責任を果たしていない」
横審の委員はもう言えませんよ。
早速、一夜明け会見で遅刻。
余り聞いたことがない。




劇的!豊昇龍ともえ戦制し逆転賜杯・・敢えて言う横綱昇進は反対

2025-01-27 | 日記
ツナ取り場所といわれた豊昇龍(25)が逆転優勝。
9日目までの3敗を跳ね返し12勝3敗。
9場所ぶり2度目の賜杯を抱いた。
石破茂首相から40キロの総理大臣杯を受け取り、満面の笑顔。

絶不調の琴桜(28)との結び大関戦は、あっさり豊昇龍が勝った。
単独トップの金峰山(27)は王鵬(24)に敗れ3人が3敗で並ぶ。
22年九州場所以来、3年ぶり8度目のともえ戦に持ち込まれた。
戦国場所らしい相撲ファンには嬉しい千秋楽。
大関が平幕2人に優勝をさらわれては恰好がつかない。
豊昇龍は本割から3連勝で大関初V。
番付通りの決着で丸く収まった。
相撲協会は横審に諮問することを決めた。
きょう横審の推薦となれば、あす28日の春場所番付編成会議、臨時理事会を経て昇進が決定する。
私は逆転優勝は立派だが、昇進には敢えて反対する。
豊昇龍のここ4場所の成績を見てみよう。
▼名古屋場所 9勝4敗2休
▼秋場所 8勝7敗
▼九州場所 13勝2敗(準V)
▼初場所 12勝3敗(優勝)

今場所は優勝したとはいえ平幕に3敗。
甚だしく安定感が欠ける。
94年秋場所、全勝優勝した貴乃花は昇進を見送られた。
その前の場所が11勝だったからだ。
忘れもしない。
編集局は「貴乃花横綱昇進」で紙面制作を終えていた。
慌てたの、なんの。
悔しかった貴乃花は翌場所も全勝。
文句なしの横綱昇進を勝ち取った。
強い横綱になったのは言うまでもない。
ちなみに貴乃花の当時大関の前4場所成績。
▼春場所 11勝4敗
▼夏場所 14勝1敗(優勝)
▼名古屋場所 11勝4敗
▼秋場所 15勝0敗(優勝)

横綱不在の内情は分かる。
だが「弱い横綱」を焦って作って欲しくない。
横綱は常に優勝争いをする、美しくなければならない。
引退した照ノ富士の言葉を借りるまでもない。
品格は大丈夫かな?
骨のある横審委員はいるかな?
来場所の豊昇龍の意地を待っては如何か。
【大相撲初場所千秋楽ともえ戦】
▼豊昇龍(寄り切り)金峰山
▼豊昇龍(寄り倒し)王鵬
横綱昇進の評価に値する
▼高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)「審判部長の責任で臨時理事会招集 の判断をした。負けた相撲も前に出ている。出合い頭でたまたま負けた。力負けではない。あとは力でねじ伏せている。昇進の評価に値する。特に決定戦は素晴らしかった。あの相撲を見ると文句のつけようがない」
思わず涙が出た
▼豊昇龍「思わず涙が出ちゃった。先場所が本当に悔しかった。その思いを今場所にぶつけた。最後のチャンスと思い、逃したくないと思った。自分の相撲を取りたいという気持ちで土俵に上がった。疲れた。中盤での3敗で“楽しくやれ”っていう親方の言葉に押された。考えすぎていた。終盤切り替えられた」
朝から3番取るつもりだった
▼王鵬(技能賞)「朝から3番取るつもりだった。楽しい、が勝ってしまった。そこが大関との違いかな。充実していることに1番腹が立っている。あきらめずに取り続けるしかない」 
硬くなり過ぎた
▼金峰山(敢闘賞)「これを勝てば優勝だということが頭に入り、硬くなりすぎた。負ける日もあれば勝つ日もあるから…。まあ、いいや…。来場所もある。これで終わったわけではない。切り替えて頑張る」 
【注目力士の本割】
豊昇龍(寄り切り)琴桜
12勝3敗 ー 5勝10敗
大の里(突き出し)宇良
10勝5敗 ー 7勝8敗
大栄翔(突き出し)阿炎
11勝4敗 ー 7勝8敗
霧島(はたき込み)尊富士
11勝4敗(敢闘賞)ー10勝5敗
王鵬(押し出し)金峰山
12勝3敗(技能賞)12勝3敗(敢闘賞
過去ブログ~不愉快だ豊昇龍まるで品格なし!平幕の豪ノ山に186秒じらし作戦】