GOREとにゃんこの桃源郷

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Fuck... I'm Dead

2008-10-01 | CDレビュー
オーストラリアからやってきたFuck... I'm Deadの1stアルバム、「Bring On The Dead」は、全23曲、うちボーナスのライブトラックが2曲入った贅沢な内容だ。ジャンルはグラインディング・ブルータル・デス・メタルと言ったところ。激速マシンドラムによるブラストビートを主体に、ひたすら疾走し続ける。とはいえ、クラストコアなどのような常軌を逸した速さではないのでご安心を。

前述の通り、ドラムは打ち込みによる鬼ブラストの嵐で、スネアの打撃音もマシンならではの大きさがある。また、ボールドヘッドのボーカルはスクリームとロウ・ディストーションの2種類を常時使い分け、血管が切れそうな勢いを持っている。ギターは時折、意外なほどメロディアスだったりして、ベースとの整合性もよく、なかなかの実力派バンドだ。

基本的にノリが良く、それに伴った聴き易さを持っているので、デスメタル好き、ブラスト好き、さらにゴアグラインド好きなど、様々なジャンルの人々を振り向かせるに足る音源と言える。また、ヘッドバンギング主体のV系が好きな人も、この手の楽曲が好きなのではないだろうか。責任は持てないけれど。


Fuck... I'm Dead
Jay (Vo)
Tom (Bs)
Dave (Gt&DrumPrograming)


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