Keep On Smiling
2009年発売、おちゃらけソーセージたるRectal Smegmaの記念すべき2ndくらいのフルアルバム。ファニー系とまではいかないが、割とそっち寄りの方向性であることは否めない。ただ他、数多のバンドと一線を画す理由は、とにかく彼らのサウンドが格好良いという点にある。
ボーカルスタイルは低音排水系一辺倒(後に変遷あり)だが、エフェクト、歌唱が特徴的なので大変中毒性に溢れている。ドラムはブラストビートと軽快なリズムを叩き分ける。結構ツーバスだかツインペダルだか知らんがトコトコ鳴っている。ギターリフに関してもメタル系とグルーブ系を柔軟に使い分ける手練れ。アコースティックな前奏が入ったり、色々凝ってる。
全15曲で平均1分半くらい、SEも結構あるが、大変格好良いので今すぐカートに入れよう。
Gnork
2016年発売、これを書いている時点では最新作に当たる。色々変化して究極のスタイルを確立。全17曲で平均2分程度の丁度いいゴアグラインド。音質もかなり向上して聴き易くなった。
ボーカルパターンが喚きと、ピッチシフター咬ませて口を大きく開けて歌うようなアウワウアウワウ言う二種類がメインになった。重厚なサウンド面は、メタル色もありつつグラインド感ありのいいとこ取り。全体を通して非常にキャッチーで聴き易いゴアグラインドに仕上がっている。
オランダのハッピーピープルに捧ぐ渾身の一枚、あらゆる国民のニーズ応えてくれる。
Yannic – vocals
Stijn – guitar
Walter – drums
Baard - bass
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