GOREとにゃんこの桃源郷

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Meatknife

2009-10-03 | CDレビュー
 2003年、Noise Variationsから発売されたゲルマン・ゴアグラインダー、Meatknifeの3rdアルバム「Vaginal Blast」。このアルバムは、全16曲+シークレットが1曲という構成だ。1曲目には、いかにも何かが始まりそうなSEが挿入されていて、期待感を煽られる。最後のトラックだけ、高音のシャウトボーカルが入る。

 ずるずると臓物を引き摺り出すかの如き重低音リフと、その獲物に貪るような獣の咆哮ボーカルが特徴的なバンドである。ドラムは若干高めのスネア音で軽快なゲルマンゴア・ビートと、ブラスト・ビートを使い分ける。ベース音はモコモコと曲全体を包み込んでいて、他の低音パートに拍車をかけている。全体の音質は篭り気味で、途中からモノラルになるので、骨組みだけ録音したオケを聴いているような感覚にも陥る。

 ドイツ大好き、ゴアグラ大好き、重低音大好き、それらのうち1つでも当てはまればお薦め出来るに足る作品だ。

Meatknife

(公式HPが潰れていたのでMyspace)
Thomas (Vo)
Matze (Vo)
Ali (Gt)
Chris (Bs)
Krüger (Dr)


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