2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

房総半島グレートトラバース 人間万事塞翁が馬②

2020-11-24 06:51:55 | グレートトラバース
コロナ禍が再度猛威を奮い始めたので観光地には行かず、近場の電機機関車基地を見に行くことにした。



「蘇我駅」到着。


京葉工業地域は石油コンビナートが多数存在しているので、「京葉臨海鉄道」が石油をここまで持ってくるはずだ。


「おっ、入線して来ました」

こんなに間近に見るのは初めてだ。

石油タンク車を置いて帰って行きます。


昼の弁当食べていたら突然帰られた。
「昨日からついてないな。アングル、ダメだ。弁当食ってる自分が悪い!」





「おっ、置いて行ったタンク車両を、今度はJR貨物の電機機関車がとりに来た!」


「何だよここ。スゲーな」蘇我は穴場だね。




電機機関車が線路際に止まったの
でタンク車両をどこまで持って行くか聞いてみた。


「運転手さん、このタンク車両をどこまで持って行くんですか」



「高崎ターミナル」


ぶっきらぼうだなぁ。おいらにとっては、あんたヒーローなんだから、もうちょと愛想よくしてくれよ。



「おやじ、いよいよ出発!」
(自分も“おやじ”たった)




「行けEF65、行けよおやじ、頑張れ!」




こんなに間近に貨物列車を見られる場所はそうありません。

凄い、ど迫力。新幹線なんか目じゃない。



「あー、良かった」と安堵し帰ろうと思いきや、また、「京葉臨海鉄道」が貨物をとりに来た。



「お前、とことんタイミング悪いなぁ。踏切まで走れよ。間に合うかも」



息を切らせて踏切で写真を撮ったら、また「変な棒」みたいな装置が写ってしまった。




「こいつとは、ホント相性悪い」



これも運命さ。
と、「蘇我駅」に続く陸橋を渡っていると、貨物列車が止まる凄い音がした。




「ギィギィギィ、ドッカーン」






「うぉー、何だあの色の電機機関車は!。お前、帰っている場合じゃねーぞ。戻れ!走れ!」




どこから出て来たか、撮り鉄キッズ、撮り鉄おやじが前方を全力で走っていました!(自分も“おやじ”だろ)




「こりゃ凄い電機機関車に違いない。特大スクープ!負けるな!走れ!」





現場に着いたら、丁度貨物を切り離し、電機機関車が待機基地に向かうところだった。





「EF210-327」




「カッコいいなぁ。ピカピカだ」



撮り鉄軍団はバシャバシャシャッターを切っていた。





「凄いっすよ。この前できたばっかりのEF210“桃太郎”てす」




撮り鉄キッズが教えてくれた。




やったぜー。おいらにも運が回って来た。それも大吉だ。




回りの撮り鉄と一緒にテンションMAXのアドベンチャー撮り鉄のシャッターチャンスはつづく。