昨日は、コンサートのハシゴをしました。
昼下がりは 生徒OGが参加している大学オケの定演を聴くため
みなとみらい大ホールに。
オーボエでソロパートもしっかり受け持って、立派に演奏していました。
大学に入って、ピアノのレッスンには来ることは できなくなってしまったけれど
こうして、なんらかの形で 音楽に関わっているという共通の思いを
持てるということはピアノの先生としてとても嬉しいことです。
オーケストラやバンドをやっている子
保育関係の大学に入って 子供のころのレッスンを活かしている子
おうちで一人で 「いろいろなポピュラーを弾いては、Youtubeに投稿しているんですよ」
という話お母さんをから聞くこともあります。
そして 大学生の若々しい音のシャワーを浴びたあとは・・・
by MIRU Photobook http://bit.ly/mirupho

青山に移動しました。
私の師匠が 華道家の方のサロンを
借りて ソロコンサートをなさるので、聴きに行きました。
110年前に作られたNYスタインウェイの音色を聴くコンサートでした。
今までに 何回もいろいろな NYスタインウェイ ハンブルグ・スタインウェイを聴きましたが
そのどれとも違う音でした。
1曲目に聴いた モーツァルトのソナタは 私には 優しい おばあさまのような音色に
聴こえました。(たとえが変ですが・・・)
超有名華道家の方の 超ゴージャスな濃いピンクのサロンで
気持ちは ふんわり淡いピンクに満たされて帰ってきました。
華道家さんと師匠は不思議なご縁で お知り合いになったとの事ですが、
お二人の 人柄があってこそ、この素敵な コンサートが実現したのだな、と
思いました。
どんなに有名人でも どんなにピアノの腕前が素晴らしくても
つながらない縁もいっぱいあります。
どんなに ピアノを教えるのが うまくても
どんなに 優秀な生徒でも 続かない縁もあります。
結局は 人柄 ではないかな、と思ったりした日曜日でした。