もう一人、入院中に出会った達人は ヘルパーさんです
病棟には何人かのヘルパーさんが通ってきていて
身の回りのヘルプをしてくれました
その中でも私が寝たきり状態の時、機械浴という寝たまま入れるお風呂に
いれてくれたおばさんは正にヘルパーさんの達人でした
一緒に付き添ってくれた若い看護師さんが危ない事を
しそうになるとどなり飛ばします（患者に対して危ない、のではなく
看護師さん自身が危なかった時です）
「あんた、そんなところに モノを置いたら 引っ張られて
あんたが スッテンコロリンするのよ！！だめでしょ！！！」
ストレッチャーから機械浴の寝台？に移す手順も （たぶん）７０代？とは
思えない怪力、手際の良さ
そして、一番感謝しているのは 初めてシャワーに入れた時のこと
はじめて シャワーに入る時は必ずヘルパーさんが一緒に付き添ってくれます
私は 上半身に頑丈なコルセットを着け、寝る時とお風呂の時以外は
コルセットを外せないので、危険が無いような効率の良い脱ぎ方、
着方の順番を教えてくれ、脱衣所での所作、危険のより少ないテクニックなど
細かく教えてくれました
ケガ人、病人は シャワーをしている時間より脱ぎ着にたいそう時間が
かかりますから
達人おばさんは 自分も足を骨折してベッド上安静の期間があり
（他人が入れてくれる）機械浴の恐怖心や 脱衣所での恐怖心を
身を持って体験したのだと言ってました
そんな 色々な達人さんたちのおかげで
7月10日にめでたく退院することができました！！
さて、自宅での コルセット生活 ケガ人生活はどのように
なるでしょう？