豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年11月10日 09時56分54秒 | 日記
 ( Vol 499 )  沖縄・普天間基地における オスプレイの飛行 問題 の日本政府の対応は どうあるべきか

オスプレイ配備運用について 日本政府は アメリカ政府と 確認した

その中で さまざまな条件を出し 約束を交わした

しかし その約束は 守られていない 状態になっている

なぜ そのような状態を招いたのか

これは 日本人の日本語の使い方にあるのではないか

曖昧な表現である

努力義務 例外 を含んだ表現を使っていることである


これは 日米安保における執行状況は アメリカ主導の中で行われ 

日本国内における 日本の統治権が 犯されている

日本の統治権を はっきりと主張し オスプレイの国内における運用は 厳格に行うような約束を 交わすべきではないだろうか

これには 日本の防衛体制も 関わっている

日本自ら 日本の領土を防衛するという姿勢を 示すことではないだろうか


いままでが 遠慮した 発言をしてきたからに他ならない

言うべきは言う という 態度が必要ではないか


どうも 日本人は争うということを 肌できらっているのではないだろうか

まず 意見を言い合う 主張するということである

その次に 妥協点を見出す

しかし 日本人は はじめから 妥協点から入っているのではないか


手順が 間違っている


間違っているからこそ オスプレイの飛行は 自由になされる

日本側から見ると 違反に見えるが アメリカ側から見ると 違反にならない

という 解釈違いが出ているのではないか


解釈違いが出ないためにも 意見の確認という すりあわせが必要ではないか


それには 約束の勝手な解釈がなされないような 約束を交わさない

必要と認めるとき 緊急時 という ことを どう運用するかというところも チェックしなければならないのではないか

そのチェックとは 例外事項については 協議をするということ ではないか

必要と認めるとき  緊急時 それを例外事項に 入れることではないだろうか


日本国内における オスプレイの運用が すべてアメリカ政府の 判断で行う事ができるようにしたところに 問題が起きたのではないだろうか

問題が起きないためには 日本政府も 運用に関わるということではないだろうか

日本国内における 運用許可は 日本政府の管理下に 置かれる ということを覚え書きに入れることではないか

 

過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 498 東電社長の 黒字化には 原発稼働が必要という発言には  電力会社の原発依存体質が 変わっていないことを感じる
Vol 497 いまや経済は 自由市場経済では なくなっている
Vol 496 交代劇と共に 中国の権力者から 見えてくる 権力と富の構図
Vol 495 田中真紀子 文部科学大臣の 発言の中に埋もれてしまったものの中には どのようなことが含まれているのか
Vol 494 なぜ 若者は目上のヒトのコトバに 「上から目線で言っている」というコトバで 反応するのか 
Vol 493 大飯原発 断層調査は 原子力委員会 自ら掘削し 調査すべきではないか
Vol 492 今回の 中国 万里の長城遭難事故 について 思う
Vol 491 現代社会は 顔の見えない社会に なってきている
Vol 490 今 世界を リードする国の 政治が オカシイ 貧富の差の 拡大を招いている
Vol 489 田中真紀子 文部科学大臣の 新審査基準の 設定による 再審査するという発言は 適切ではない
Vol 488 侵略 占領 それは 先住者の 文化 人格を 否定する 行為に出るくる
Vol 487 タブレットの 普及は さまざまな 生活スタイルを 教育現場を 変えているVol 486 田中真紀子文部科学相の 大学新設不許可 行為は 大臣としての 質が問われる
Vol 485 家電大手パナソニック社長の 「我々は負け組になっている・・・」 ということば その真意は 伝わるのか
Vol 484 アメリカ ニューヨークを 襲った ハリケーン は 現代社会に なにを 投げかけたのだろうか
Vol 483 今回起きた 14歳の少年の インターネット犯罪は  インターネット社会の 危うさを 現している
Vol 482 石原都知事の 「激」発言を 国民は どう捉えたら良いのか
Vol 481 芸術の秋 芸術論を してみたい
Vol 480 なぜ 若者は 都会に投げ出され 放浪するのか
Vol 479 地方交付税の遅滞は 現政権だけでなく 国会議員全体の 問題である
Vol 478 中国の主張する 領有権の根拠は 受け入れられるのか
Vol 477 民主党最高顧問 鳩山由紀夫議員の言動は 責任感が 感じられない
Vol 476 Windows8は PC使用の形態を 変えるか
Vol 475 資源 および エネルギー について再生リサイクルを 考えた 社会構造を 考える時ではないか

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三のつれづれ日記

2012年11月10日 08時05分19秒 | 日記
 ( Vol 498 )  東電社長の 黒字化には 原発稼働が必要という発言には  電力会社の原発依存体質が 変わっていないことを感じる

この原因が どこにあるのか 考えてみたい

国策として 原発を推進してきた中で 電力各社は 巨額の投資をしてきた

余剰電力の 融通が 西と東で 発電周波数の違いによって 十分な融通ができない

関西電力 東京電力 という 二大電力会社による 電力業界の支配

電力会社の 電力供給の独占化

以上の要因が あるのではないかと 考える

現実 電力の供給は どうか

あるデータによると 火力 水力 で  すべての電力会社の 発電量を合計すると

十分にまかなえる 電力量であるという 報告もある


原発による 発電量は 日本の全発電量の26%に達している

この26%分の電力量は 余剰とも受け取れる


発電能力を見ると 十分に足りているのに 原発への依存度を 高めている

これは いままでの 政府の政策 によるところがある

原材料の安定的供給 をはかるため の政策

そのために 電力会社は 原発への依存度を 高めた

そのために 電力会社の 経営感覚は 麻痺状態に 陥ったのではないだろうか

電力会社の 独占という 強壮なき状態が 余計に 拍車をかけた


企業経営の 改善を図らず 放漫経営をしてきた

スリム化 ではなく 肥満化 をしてきた

人件費の増加 福利厚生の充実 


現状維持のために 原発稼働を 渇望しているのではないか

東電は 原発の再稼働によって 黒字にできると 発言

これなどは その代表的な 考え方ではないだろうか


東電は 加害者としての 被災者への補償問題も抱えている

その中で 根本的な 経営改善を していかなければならない

そこを なおざりにした 安易な考え方をしているように 映る


この状況を変えるにはどうすればいのか

各電力会社は 経営のスリム化を すすめる

電力供給の 融通を 簡単にできるようにする

電力の地域独占化を 禁止する

という 改革が 必要なのではないだろうか


現実 日本の 総発電能力は 最大消費量を 上回っているのである

発電量は大幅に 余っているのである


なお 追い打ちをかけるように 日本原子力発電会社の存在がある

電力会社各社と政府系の電源開発が 共同出資して 設立

いまも この日本原子力発電への 負担が大きい

電力各社は 日本原子力から電力を 購入という 構図を築いている

それ故に 原発稼働を 渇望している


原発の行政指導は 特に電源開発が 関わっているために なかなか強く出られないのではないだろうか


電力供給のあり方については 電力会社 だけでなく 官僚 政府 すべてが 考え方を改めなくてはならないのではないだろうか

また 消費者である側も 消費のあり方について 考え方を改めなくてはならないのではないだろうか

この電力供給危機を 良い機会として 電力供給 電力消費の システムを根本的に 考えるべきではないだろうか


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 497 いまや経済は 自由市場経済では なくなっている
Vol 496 交代劇と共に 中国の権力者から 見えてくる 権力と富の構図
Vol 495 田中真紀子 文部科学大臣の 発言の中に埋もれてしまったものの中には どのようなことが含まれているのか
Vol 494 なぜ 若者は目上のヒトのコトバに 「上から目線で言っている」というコトバで 反応するのか 
Vol 493 大飯原発 断層調査は 原子力委員会 自ら掘削し 調査すべきではないか
Vol 492 今回の 中国 万里の長城遭難事故 について 思う
Vol 491 現代社会は 顔の見えない社会に なってきている
Vol 490 今 世界を リードする国の 政治が オカシイ 貧富の差の 拡大を招いている
Vol 489 田中真紀子 文部科学大臣の 新審査基準の 設定による 再審査するという発言は 適切ではない
Vol 488 侵略 占領 それは 先住者の 文化 人格を 否定する 行為に出るくる
Vol 487 タブレットの 普及は さまざまな 生活スタイルを 教育現場を 変えているVol 486 田中真紀子文部科学相の 大学新設不許可 行為は 大臣としての 質が問われる
Vol 485 家電大手パナソニック社長の 「我々は負け組になっている・・・」 ということば その真意は 伝わるのか
Vol 484 アメリカ ニューヨークを 襲った ハリケーン は 現代社会に なにを 投げかけたのだろうか
Vol 483 今回起きた 14歳の少年の インターネット犯罪は  インターネット社会の 危うさを 現している
Vol 482 石原都知事の 「激」発言を 国民は どう捉えたら良いのか
Vol 481 芸術の秋 芸術論を してみたい
Vol 480 なぜ 若者は 都会に投げ出され 放浪するのか
Vol 479 地方交付税の遅滞は 現政権だけでなく 国会議員全体の 問題である
Vol 478 中国の主張する 領有権の根拠は 受け入れられるのか
Vol 477 民主党最高顧問 鳩山由紀夫議員の言動は 責任感が 感じられない
Vol 476 Windows8は PC使用の形態を 変えるか
Vol 475 資源 および エネルギー について再生リサイクルを 考えた 社会構造を 考える時ではないか

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする