豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年12月17日 10時03分50秒 | 日記
 ( Vol 557 )  民主党は なぜ大敗したのか

政党にとって 選挙が終わったときから 選挙が始まっている

大衆は 行動の 一挙手一投足 を見ている


そこを 民主党は軽んじた のではないだろうか

民主党は そもそも主義主張の違う 複数の政党の集まりである

それらの政党が なぜ一つになったのか

そこには 政治を変える というスローガンのもとに 呉越同舟


政権を取ってからの 行動はどうであったか

呉越同舟による結束は ほころび始めた


その主たる原因は 小沢氏の行動にあったのではないだろうか

結束しようとする 努力が足りなかった 


小沢氏を 選挙対策として うまく使ってきた

しかし 政策面では うまく使えなかった


というより 小沢氏独特の行動によって集団の接着力は 弱まり はがれていった


小沢氏は 壊し屋の異名も持つほど 政党をかき回し 分裂させてきた経緯がある

ある意味 政党にとって 爆弾を抱え込むようなものであった


民主党は まとまりのない 政党として 大衆に映っていった

ここに 大きな敗北の 原因があったのではないだろうか


かつて 自民党も 大衆の 信頼を失い 議席数を減らした経緯がある

大衆は 政党の行動の 一挙手一投足を 報道を通して 見ているのである


どの政権も 選挙が終わると 大衆を 意識しなくなる

そこに 落とし穴がある

敗れて そこに気がつく 

しかし すぐに忘れる

その繰り返し である


民主党の議員たちは 過去の経験から 知っていたはずなのだが

自らのこととは 捉えていなかった


結束こそが 大衆のココロを 捉える

そこが 民主党は 欠けていた

選挙突入直前まで 民主党は 離党者を出し 分裂していた


これでは 大衆は ついてこないだろう


結果は 周知のごとく 大敗であった


民主党は 政策の未熟さ以上に 党内の結束が 弱かったことが 敗因であろう


大きな要素は 小沢氏と組んだことだろう


結束は綻び始め 結果は 分裂を招き 大衆からの 信頼の喪失を招いていった


いま 民主党は やっと主張の同じ者だけの 結集となった

民主党は 本当の意味で 党としての 行動が始まるのではないだろうか


この衆議院選挙の結果を 真摯に受け止め 党内の結束に努めて また 政権を取れる政党になってほしいものである


政権奪取した 自民党においても同じ

また 他の野党である 政党も同じ


党を結束させ 民衆を 一時も忘れずに 行動してもらいたいものである 


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 556 衆議院選挙結果から何が見えるのか
Vol 555 投票所の管理監督は まだ 選挙への意識が 低い
Vol 554 明日は 投票日 選挙権の行使をしよう 投票に行こう
Vol 553 日本と隣接する国との 領土問題は 現政権によるものか
Vol 552 テレビドラマの中に見る メッセージ
Vol 551 政治をだめにしているのは 政治家だけではない 有権者 経済界 がぶれすぎて だめにしている
Vol 550 著作権を 遵守する 社会を望む
Vol 549 今回の選挙は 国民がどれだけ 自分の意志で 投票するのかが 問われる
Vol 548 原子力発電所内の 活断層の判断は 政治的判断をしてはいけない
Vol 547 選挙に行こう 投票率を上げて 政治に参加しよう
Vol 546 敦賀原発の 活断層判断に対する 敦賀市長の弁は 適切ではない
Vol 545 我が党に この国を任せてほしい というが 空手形になってはしないだろうか 国民を無知にしてはいないだろうか
Vol 544 なぜ原発廃止について 多くを語ろうとしないのか
Vol 543 現状を打開するには 犠牲が必要である
Vol 542 自民党総裁 安倍氏は 信頼できるのか
Vol 541 主義主張をかたくなに 主張する 国会運営は これからも 問題となり 運営がうまくいかない  運営手法の転換を考えてほしい
Vol 540 現政権に変わって 期待はずれと言ってしまい 見限ってしまうのは 早計過ぎる
Vol 539 電力会社は なぜ 電力の自由化に 非協力的なのか
Vol 538 選挙突入 議員の選択は 個人で見るのか 政党で見るのか
Vol 537 12月4日衆議院議員選挙が 告示された 
    立候補者は どう国民への責任を 訴えるのか
Vol 536 原発廃止 問題は 過去のエネルギー転換の時の行動言動 と同じである
Vol 535 中央高速道路の笹子トンネル 天井板崩落事故に関連して 企業の安全管理に 疑問を感じる
Vol 534 選挙権を行使して 政治に参加しよう
Vol 533 敦賀原発 活断層問題から見えてくる 原発設置判断の問題
Vol 532 福島原子力発電所事故の データ テレビ会議などの 全面公開によって 今後の 対応策にせよ
Vol 531 国税から 国会議員全体に支払われている年間経費は 総額約784億2800万円 にのぼる こんなに必要なのか
Vol 530 選挙直前の 報道機関の 対応は 好感が持て 選挙啓発になる

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豊前善三のつれづれ日記

2012年12月17日 07時17分43秒 | 日記
 ( Vol 556 ) 衆議院選挙結果から何が見えるのか

投票率は 60%を下回った

これは 有権者の約40%が 選挙権の行使を 放棄したとこを 示している

このような 選挙で 議員は 有権者から 信任されていると いえるのだろうか


自民党294議席 公明党31議席 合わせての獲得議席数は 過半数320議席を超えた 
この結果からみると 自民党の圧勝に見える

この選挙制度を見てみると 小選挙区 比例区 がある

投票率が低いと 組織票が 力を発揮する

今回 投票率が低かった 

この結果 組織票の強さのある自民党が 小選挙区で 圧勝した

だが 比例区でみると その圧勝ほどの 獲得票数ではない

これは 小選挙区の弊害が 出たのでのではないだろうか

小選挙区は 自民党政権時代に 自民党の党利党略から 成立した制度


有権者の選挙権行使が あまりなされないという 投票率が低迷している中では

小選挙区制度は 組織力がものを言い 民意の反映という点では 妥当性を欠くのではないだろうか


民意の反映を考えるのなら 中選挙区制にすべきではないだろうか


このような選挙制度を 続けるのなら 偏重したものが存在することになる


民主党の獲得議席数58 解散前の議席数を 大幅に減らした

これは 民主党への不満の現れ

この不満票が 自民党へ流れたかというと そうではない

投票率の低下から 棄権した有権者が続出ということではないだろうか



有権者の 選挙権に対する認識の 低さが気になる


政治は 国会議員に 任せとけばいい 関係ない 関心ない

という行動では 真の政治にならない


無関心行動では 未来の日本が 心配である


国会運営の安定 は 誰でもが 求める

しかし 民意が反映されなければならない

そのためには 有権者の選挙権行使は 欠かせない



今回の選挙結果から 返り咲きした自民党 公明党の連立政権には 前回の政権政党時のような 独裁的な行動は 謹んでほしい

衆議院における獲得議員数は 3分の2を超え 参議院で否決されても 衆議院で最終議決ができる

この 力を 強引なまでに 使うのは 謹んでほしい


他党とも 協力しながら 国会運営 政治行動を してもらいたいものである


以前と同じ 行動を取るのなら 有権者はまた 揺れ 不安定な国会を招くことになる

そのようなことにならないように 議員一人一人が 民意を意識した 行動をしてもらいたいものである


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 555 投票所の管理監督は まだ 選挙への意識が 低いVol 554 明日は 投票日 選挙権の行使をしよう 投票に行こう
Vol 553 日本と隣接する国との 領土問題は 現政権によるものか
Vol 552 テレビドラマの中に見る メッセージ
Vol 551 政治をだめにしているのは 政治家だけではない 有権者 経済界 がぶれすぎて だめにしている
Vol 550 著作権を 遵守する 社会を望む
Vol 549 今回の選挙は 国民がどれだけ 自分の意志で 投票するのかが 問われる
Vol 548 原子力発電所内の 活断層の判断は 政治的判断をしてはいけない
Vol 547 選挙に行こう 投票率を上げて 政治に参加しよう
Vol 546 敦賀原発の 活断層判断に対する 敦賀市長の弁は 適切ではない
Vol 545 我が党に この国を任せてほしい というが 空手形になってはしないだろうか 国民を無知にしてはいないだろうか
Vol 544 なぜ原発廃止について 多くを語ろうとしないのか
Vol 543 現状を打開するには 犠牲が必要である
Vol 542 自民党総裁 安倍氏は 信頼できるのか
Vol 541 主義主張をかたくなに 主張する 国会運営は これからも 問題となり 運営がうまくいかない  運営手法の転換を考えてほしい
Vol 540 現政権に変わって 期待はずれと言ってしまい 見限ってしまうのは 早計過ぎる
Vol 539 電力会社は なぜ 電力の自由化に 非協力的なのか
Vol 538 選挙突入 議員の選択は 個人で見るのか 政党で見るのか
Vol 537 12月4日衆議院議員選挙が 告示された 
    立候補者は どう国民への責任を 訴えるのか
Vol 536 原発廃止 問題は 過去のエネルギー転換の時の行動言動 と同じである
Vol 535 中央高速道路の笹子トンネル 天井板崩落事故に関連して 企業の安全管理に 疑問を感じる
Vol 534 選挙権を行使して 政治に参加しよう
Vol 533 敦賀原発 活断層問題から見えてくる 原発設置判断の問題
Vol 532 福島原子力発電所事故の データ テレビ会議などの 全面公開によって 今後の 対応策にせよ
Vol 531 国税から 国会議員全体に支払われている年間経費は 総額約784億2800万円 にのぼる こんなに必要なのか
Vol 530 選挙直前の 報道機関の 対応は 好感が持て 選挙啓発になる

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