豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年03月18日 08時48分48秒 | 日記
 ( Vol 1406 ) なぜ 経歴詐称が起きるのか そこには 人の見方に問題があるのではないか


最近 テレビに出ている人の 学歴詐称 経歴詐称という 問題が 報道された

なぜ このようなことが起きてしまうのか 考えさせられる


人は 人を見るとき まず 外見を見る 

人は 人の話を聴くとき その人の 人となりを考える


そのような 条件を加味して 人を受け入れている


特に 目立つ社会では そこが重要になっている

人を説得するには 肩書きが必要だ という 論理になる


今回の問題も その点にあるのではないか


テレビの世界では 如何に 注目を浴びるか ということを 重要視しすぎてしまう

ましてや コメンテーター ということになれば 経歴や学歴が 説得の要因の一つと考えてしまう


人の 癖を捉えた戦略である


このことが 余計に 経歴 学歴偏重へと 走らせる

そのために 詐称という ことも起きてくる


同じことを 言うのでも

立派な経歴や学歴の人が言うのと 普通の人が言うのとでは 受け止め方が違う

普通の人の言葉には 反応は薄い 

しかし 立派な経歴や学歴のある人の言葉には 真剣に重く受け止める

この差 が問題なのである


そこには 受取手が 自分の力で ものごとを判断する力が ついていないということではないか

だからこそ 見た目で 判断しようとする


世間は 人を判断するには 経歴や学歴で 判断するのが 一番簡単であると 安易思考をとてしまっている


ここを 改めるには 大変である


だが 一人一人に 求めるのは 自分の力で 人を見る ということではないか

経歴や学歴という 色眼鏡をはずして 見る目が 必要である


心で見る 心で受け止める 

そのようなことができれば 詐称など 必要なくなるのではないだろうか


今回の問題となった コメンテーターは 経歴 学歴を抜きに 見 聞く と とても好感の持てる コメントをしていた

コメンテーターとして 取り上げられる基準として 経歴や学歴が 影響していたのが 残念でならない


人物本位 とは どんな基準で 決められるのか ということも含めて 考えさせられる できごとであった

 






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