豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2019年02月23日 15時29分34秒 | 日記
 ( Vol 2423 ) CCS 二酸化炭素隔離貯留技術の安全性対策については 福島原発事故を教訓として 行う必要があるのではないか 苫小牧でのCCS実験の即中止と 胆振地方の地震との関連についての 検証を行うべきではないか

いま 胆振地方の地震について CCSとの関連性が 疑われている

このCCSは 安全なのか

調べてみると 利点欠点があるようだ

利点としては 地中に圧縮して閉じ込めることによって CO2を閉じ込めて CO2を削減できる

しかし 永遠に閉じ込めるという 保証はできないようである

また 地震を誘発させる危険性も あるという報告もある

これには 元名古屋工業大学教授の石田昭氏も 指摘しているところである

また スタンフォード大学の研究チームもしている という



今回 胆振地方の地震は 苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSの 実験が行われている ことによる のではないか という危惧もある


ここで疑問に感じるのは 活断層の存在である

苫小牧および胆振地方には 石狩低地東縁断層帯南部 が存在する ということである

そのような地域で CCS実験が行われている こと事態が問題ではないか


CCSの安全性は 他への影響を考慮する 必要があるのではないか


この配慮にかけた行動は 原発推進の時の行動と酷似している のではないか

これは 由々しき問題でもある


鳩山元総理が CCSと胆振地方の地震の関連について 危惧したことは 1つの警鐘であるのではないか


政府は プロジェクトを行うときは 慎重に慎重を 重ねた上で 行ってほしい


福島原発事故を 地震による被害であったと言及せず 施設のもつ他への影響ということを 考える 位置付けとして もらいたいものである

日本においては 日本CCS調査株式会社が CCSの実験を行っている

日本CCS調査株式会社のホームページを調べてみると

2018年(平成30年)4月国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(略称NEDO)「CCS研究開発・実証関連事業/苫小牧におけるCCS大規模実証試験」を受託。

苫小牧CCS実証試験
本実証試験では、CO2を安全かつ安定的に貯留するため、圧入開始前(ベースライン観測)、圧入中、圧入後にモニタリングを実施します。そのために圧入CO2量、地層圧力、地層温度を2坑の圧入井に設置した流量計、温度計、圧力計を使ってモニタリングするほか、CO2の圧入と自然地震の発生には関連性がないこと、自然地震が貯留には影響を及ばさないことを確認するために、自然地震および地下での微小地震のモニタリングを、3坑の観測井、常設型OBC、OBSを使って実施します。これらの観測データは管理棟内のシステムに集約されます。

とある

今回 前回の 胆振地方の地震についての 関連にたいする意見報告はない のはなぜなのか 不思議でならない


また 近くで地震が起きていることを問題視するということが 実験をしている研究者には自覚が必要なのではないか

実験は 絶対安全である という 考えは問題を生じさせる

胆振地方で 2度地震が起きたことを 重視してもらいたいものである










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豊前善三つれづれ日記

2019年02月23日 06時59分57秒 | 日記
 ( Vol 2422 ) いつの時代の政権も 統計数字を 都合の良いように扱い 政権の政策の正当性を 訴える  国民は 誤魔化されないためには 分析する力をつける必要がある

統計を 国の政策の指標として 活用している

性善説で考えるならば 統計は 分析の道具としては とても 有効である

しかし 集めるデータを 意図的に 範囲を決めれば その正確性は歪められる


安倍総理は 度々 統計の数字を 使って 政策の有効性を 訴えている

その統計の数字が 歪められているとしたら それは真実ではないものになる


政権は 往々にして 統計の数字を歪める

ここには 政権の力の誇示 が関わっている


また 統計の数字には その裏付けとなる 背景を精査することが 重要である

1つの統計の数字で 正当性をのべるのには 無理がある


例えば 雇用統計における 事業所数の増減は どのような要因があるのか


その要因に着目する必要がある


起業数 廃業数 それぞれの全体に占める比率 及び推移 といったものも必要になる


また 経済の景気動向も関わる

経済の景気の推移は どうなっているのか 前年はどうだったのか また統計の年はどうだったのか ということも精査する必要がある


統計は 事実を表すものであるが それが 真実を表しているかというと そうではない


統計は たの要素と組み合わせることによって 活かせる


統計は 状勢を分析する上での 1つの道具にすぎない


このことを忘れて 統計こそ すべてという 捉え方は 真実を歪めることになる


統計は 人の手によって 行われている ということである ことを忘れてはならない


その例は

今回の 厚生労働省が実施した 雇用統計ではないか


統計の数字の利用については 安倍総理の 統計数字の扱い方である


権力者は 都合の良いように 統計数字を 扱うことを 忘れてはならない


これは 過去の権力者が やってきたことである



国民は 自分で分析する力を もつ必要がある







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