豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2021年03月10日 08時24分56秒 | 日記
 ( Vol 2752 ) 政党支持率アンケートから見えてくること それは 国民の 他の政党による政権経験がないという 経験不足への不安が見える そして 変化によるリスクを恐れる 国民の過度な安定志向の現れである といえる

戦後の日本の政権は 自民党がほとんどとってきた

政権交代がなく 一党独裁状態が 選挙で続いてきた 

これは民主主義の選挙において 異常である


他の政党は 単独でとった経験がない

短期間ではあるが 民主党、社会民主党、国民新党の3党連立内閣(民社国連立政権)の 民主党政権があるだけである

民主党政権が短期間だったのは 簡単に言うと リスクをとることに対しての 国民の我慢がなかった からである

前代未聞の 東日本大震災 福島原発事故 という 緊急事態が 国民の 民主党政権への信頼を失わせてしまった ことだろう

リスクという 国民の経験不足が 露呈しといえる


自民党の戦略で 国民は 政権を任せる政党は 自民党以外には考えられない という安全思考になってしまった

国民の安定志向が 政党支持率で 
自民党が30%台 
支持政党なしが40%台 
その他の政党は10%未満 
という結果をもたらしたといえるのではないか


この支持政党支持率は 即 真の政党支持率と言えるか というとそうではない

ただ 安定を求めた 国民の志向がそうさせた といえる

ここで 支持政党なしが 40%台であることに注目すると
これは 政治への無関心層とひとくくりすることはできないのではないか

自民党政権への不満があるが 他の政党にも不満がある ということと見ることができるのではないか

ここには 自民党以外の政党が 政権を担ったことがない ということがあるのではないか

果たして 他の政党に 政権を任せてもいいのか という不安 である

その不安を払拭するには 政権交代という 経験を積むことである

経験なし ということが 問題である


国民が リスクを求めた思考を持つならば このような政党支持率配分には ならないだろう



変化 リスク の経験がない ことが このような 国民の安定志向をもたらした ともいえるのでがないか



国民の本心は 自民党政権に 多くの不満があるが しかし 政権交代を望むが リスクはとりたくない

安定志向が 政党支持率に現れている と思われる


リスクをとらなければ 政権交代が起きなければ 政治は変わらない 

ということを 国民は知るべきである


戦後ずっと 自民党政権が 一党独裁のように 続いてきたことを 異常である と思うことから はじめることである

この異常状態してきたことを 問題視することが 政治を変える 第一歩になる のではないか






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