豊前善三のつれづれ日記

　(　Vol 2767　)　科学の発展は　格差をなくし　個人個人に　豊かさと　幸せをもたらすことができたのか　残念ながら　依然として　格差の解消はできていない　

科学が　格差是正をなすか　というと　残念ながら　格差はなくならない

なぜならば　欲望が　支配しているからである

いつも　他の人よりも　優位でありたい

いつも　他の人より　豊でありたい

と願う　

これは　格差が生まれる　ことにつながる


みんなが　平等に　と思っても　実際に　平等に扱うということはしない

そこには　努力して獲得した　という価値を求めるからである

努力して獲得しないものには　同情しない


それが　格差を生む　

いつの時代も　格差是正を願うが　それは　欲望によって　阻止される

科学が発展しても　欲望によって　格差は是正されない

格差是正は　欲望がもたらしているといえる

これからの課題は　欲望をどう使って　格差是正するのか　である

個人の満足を満たすこと　と　格差是正　平等　ということは　とても難しいことといえる

しかし　人間社会にとって　格差是正　平等　ということは　大きな課題である　ということを　もつことではないだろうか

優位に立つことだけが　本当に良いことなのであろうか

豊前善三のつれづれ日記

　(　Vol 2766 )　偏差値を重視した　教育　は避けるべきである　むしろ　情操教育を重視したものにすべきである

学校の評価が　偏差値で行われているのが　現状であるが

偏差値　すなわち　人物の評価に等しい　とは限らない

人生設計は　人それぞれである　はずである

いま　日本社会は　どこかおかしくなっている

なにがなんでも　高学歴　を求め

採用する側も　高学歴　を求め

そして　偏差値で評価

そこには　情操という　評価は無視されている


初めての対面で　出身学校を言う　これは　異常である

自分のアピールは　自分の資質であり　学校ではない


学校の評価は　その学校出身者に　優秀な人物が排出されると　その学校の評価へとつながる


しかし　その評価は　一個人がもたらしたものであって　すべての人に当てはまるものではない

その人は　その学校では　他よりも突出した人である　限られた人である

その学校出身であれば　みな　同じ様に優秀であるのか

そうではない

優秀であるのは　その個人の努力である


努力しなければ　優秀という　評価は得られない


人の生き方には　千差万別の選択があっていいい

選択されたものに　偏差値はつけるべきではない


その人が選択したことによって　「幸せ」と感じられる　人生生活を　送れているか　ということが大事である


教育においては情操教育を重視した　教育をすべきである

テストの点数結果が　その人の評価　すべてではない

テストに向かうとき　緊張のあまり　実力を出せないものもいる

また　努力のしかたが　わからないものもいる


人物の評価は　点数だけでは　計ることができない


学校ランキングを　取り上げる　週刊誌　報道は　偏差値　卒業生進路先　を重視した　取り上げかたではなく

学校の　情操教育について　重視した学校教育の取り上げかたを　すべきではないか


いまの　週刊誌　報道の学校ランキングの取り上げかたは　偏差値重視を　助長させている


もっと　人間力を重視してほしい　ものである

日頃　子供たちをみていると　情操教育に欠ける子供たちを見かけることが多い

自分の欲望を　重視し　他人　周囲のことは軽視


これは　情操教育の欠如　ではないか　と思う


クラブ活動　においても　ただ　勝つだけに　重点を置いているように見受けられる


競争すれば　勝者になる　という目的は　達成感としては効果がある

しかし　情操教育という点では　違う効果になっている


情操の欠如を生んでいる


周囲のことを含めて　仲間として　考える　ゆとりが持てなくなっている

個性と調和

それは　難しいことであるが　子供の頃から　その土壌をつくれば　無意識のうちに　基礎は築かれ　心遣いができる　ようになる

いま　あまりにも　より高い偏差値　勝者　になる　ということを重視し過ぎている

情操教育を　疎かにしてはいけない

自由な発想を養う　ということにもつながる

偏差値教育は　点を取ることに終始して　発想力は　いつも妥当性ばかりを追い求めてしまう　冒険という　発想ができなくなってくる


みなが　お互いを認め合う　ということが　大事である

豊前善三のつれづれ日記

　(　Vol 2765　)　　いつの世も　庶民の多くは　「虚しさ」を感じないときはない　いまも　虚しさ　という　空気が漂っている

どんなに　科学が発達しても

昔よりは　生活水準は豊かになっても

庶民の生活は　その時代において　豊かな生活階層と同じにはならない

いつも　庶民は　憂いの中にある　

「虚しさ」をひしひしと感じている


国家間のいざこざという　争いが起きている
その中で　庶民の安定した生活は　脅かされている

貧富の格差が　拡大
その中で　庶民の生活は　貧困になっている

どんなに　科学が発達しても

そのことによって　豊かな生活を送るのは　一握りの人たち

貪欲な欲望を　持ったものが　科学の進歩を享受


人の「欲望」は　尽きることがない

独りよがり

他人のことへの　配慮さえ　できなくなる


大人だけではない　子供にまで　及んでいる


「場」を無視した　欲望優先の行動をしている


なぜ　人は　豊かな生活を求めるのか　求めているのか


この単純な問いに　答えが出せない


ただただ　欲望に任せている


これでは　庶民は　「虚しく」なる


「欲望」をいかに抑制して　他人にも配慮する　ゆとりを持つことではないか