( Vol 3482 ) 造ったものは 必ずメンテナンスが必要になることを疎かにしている ことが 陥没という事態を招いた
埼玉県の道路陥没事故は 社会基盤の欠陥を露呈させた
多くの社会基盤は 高度成長期に造られた
その後 ほとんどメンテナンスが 行われてこなかった
橋梁についても メンテナンスが必要な時期にきている
しかし 手つかず である
それは なぜか
簡単に言うならば 造ったときと同時に メンテナンスが始まる と考えることである
のだが しかし 現実は 目先のことばかりに囚われ 未来をみようとしない
世界中で 同じような ことが起きている
なぜ 設計の段階から メンテナンス計画を立てないのか
素人の目から見ると 不思議でならない
いま インフラは 危機の状態に陥っている と言っていい
だが 肝心の整備予算がない
どこかが おかしい
便利さを求めた行動が 今 大きなお荷物になってきている
あたふたと 慌てても 何もできない この現状
ここには 近代化の落とし穴が ある
ものごとは 造ったら それでお終い ではない
ということを 実感してほしい