豊前善三つれづれ日記

　( Vol 1406 ) なぜ　経歴詐称が起きるのか　そこには　人の見方に問題があるのではないか


最近　テレビに出ている人の　学歴詐称　経歴詐称という　問題が　報道された

なぜ　このようなことが起きてしまうのか　考えさせられる


人は　人を見るとき　まず　外見を見る　

人は　人の話を聴くとき　その人の　人となりを考える


そのような　条件を加味して　人を受け入れている


特に　目立つ社会では　そこが重要になっている

人を説得するには　肩書きが必要だ　という　論理になる


今回の問題も　その点にあるのではないか


テレビの世界では　如何に　注目を浴びるか　ということを　重要視しすぎてしまう

ましてや　コメンテーター　ということになれば　経歴や学歴が　説得の要因の一つと考えてしまう


人の　癖を捉えた戦略である


このことが　余計に　経歴　学歴偏重へと　走らせる

そのために　詐称という　ことも起きてくる


同じことを　言うのでも

立派な経歴や学歴の人が言うのと　普通の人が言うのとでは　受け止め方が違う

普通の人の言葉には　反応は薄い　

しかし　立派な経歴や学歴のある人の言葉には　真剣に重く受け止める

この差　が問題なのである


そこには　受取手が　自分の力で　ものごとを判断する力が　ついていないということではないか

だからこそ　見た目で　判断しようとする


世間は　人を判断するには　経歴や学歴で　判断するのが　一番簡単であると　安易思考をとてしまっている


ここを　改めるには　大変である


だが　一人一人に　求めるのは　自分の力で　人を見る　ということではないか

経歴や学歴という　色眼鏡をはずして　見る目が　必要である


心で見る　心で受け止める　

そのようなことができれば　詐称など　必要なくなるのではないだろうか


今回の問題となった　コメンテーターは　経歴　学歴を抜きに　見　聞く　と　とても好感の持てる　コメントをしていた

コメンテーターとして　取り上げられる基準として　経歴や学歴が　影響していたのが　残念でならない


人物本位　とは　どんな基準で　決められるのか　ということも含めて　考えさせられる　できごとであった

　

豊前善三つれづれ日記

　( Vol 1406 ) 芸能人の不倫問題を　長々と取り上げている　テレビのあり方には疑問

ワイドショウやバラエティー番組において　芸能人の不倫問題を　事を大きく取り上げて　騒いでいるが
　
人権という点からどうなのか


テレビ局の態度は　視聴率偏重のために　低俗な内容が多くなっている


不愉快に　感じることが多い


今回の　不倫騒動問題も　当事者間の問題であり　芸能界特有の問題の取り上げ方は　異常ではないか

この問題は　世の中に何らかの　犯罪的な影響を与えたのだろうか

それは　どこにも見当たらない

問題は　当事者間の問題である


売り上げさえ上げれば　どうでもいい

視聴率さえ上げれば　どうでもいい

そんな風潮　がまかり通っている　芸能界は　おかしくなってはいないだろうか


報道や　バラエティー番組で　軽率な取り上げ方は　慎むべきではないか

豊前善三つれづれ日記

( Vol 1405 ) 太陽光発電による弊害が報道されている どこにも問題はある

最近 気になる報道がある

それは 太陽光発電にまつわる話である

自然エネルギーは いいが それを どう取り扱うか ということで問題にもなる


いまいたるところで 休眠状態にある土地の活用として 太陽光発電が注目されている


その開発が問題を起こしているという


それはどういうことか


自然破壊 環境破壊 事故時における問題 と上がってきている


儲かることには 誰もが飛びつく

それが どんなにいいことでも 欲が絡むと 厄介になる



自然保全の場所 文化財埋蔵の場所における 無許可開発 が起きている



台風等による 発電設備による

近隣への 機器の破片による被害 漏電による被害 が報告されるようになってきたという

これは 負の部分である


このことは 早急に 対処しなければならない



太陽光発電設置に伴う 届出の義務と監督が 求められるのではないか



いまのような 放置状態では 問題が拡大するばかりである


早急の対応が 必要である

豊前善三つれづれ日記

　( Vol 1404 ) 鹿児島県　九州電力川内原発周辺に設置した　線量計の半数が　安全な指針を出せないという　これで　住民の避難の安全は図れるのだろうか

原発周辺に設置した　線量計は　自治体が安全対策として　線量計　モニタリングポストを　国の原子力災害対策指針に沿って　設置された

しかし　その多くが　性能不足ということが判明したと　報道された

このことから　本当に　原発事故から　住民は守れるのだろうか　と疑問を抱く


また　このモニタリングポストの設置を　自治体に任せるのではなく　電力会社の責任において　設置すべきではないか

どうも　電力会社は　国に寄りかかっていないか


このような　安全対策で　いいのだろうか

この不十分な体制で　原発の先稼働を決めてしまう　という行為は　どうなのだろうか


いろいろと調べれば　不備がもっと出てくるのではないか


その場しのぎの　再稼働をしていては　本当の安全は　ないのではないか

自治体においても　原発設置による　国からの援助金を目当てにした　行動ばかりが目立ち　自治体の原発に対する危機意識が　軽視されているのではないか

どこかに　福島原発事故は　不慮の事故で　あり得ないとでも思っているのではないか

もし　そうならば　問題である


福島原発事故の検証は　未だに終わっていない　そのために　本当の対策を立てることができない　ということが　現状ではないか



政府は　これから次々と　原発の再稼働を　何が何でも　推し進めようとする


安全を軽視した　再稼働　

それで　いいのか


福島原発事故による　影響は　想像できないほどの　大きな被害であった


原発の設置には　設置場所から半径５ｋｍから１０ｋｍ　の自治体の承認を必要としているが　事故の影響は　この範囲を超えている

福島原発事故による　放射能の届いた範囲は　１００ｋｍまで及んでいる

なのに　設置に関しての同意は　限られた自治体にだけ決定権が与えられている



どこかおかしい


原発の設置　再稼働に関しては　事故の時に放射の汚染が及ぶ範囲を想定して　その範囲医に入る自治体　住民に　意思の確認を　すべきではないか



再稼働の判断は　性能面だけではなく　安全面　　そして　影響を受けるであろう住民の意見を　聞くべきである



いまの　政府自民党の推し進め方には　問題がある



経済の危機よりも　原発事故の危機を　重要視した　行動をとってもらいたい


その意味において　原発の再稼働は　時期尚早　であるといえる



どう　国民の不安を　取りのぞくつもりなのか
　

豊前善三つれづれ日記

( Vol 1403 ) 今日は東日本大震災から5年 当事者の証言から得るものがある

昨日から 震災復興5年 ということで 報道番組が組まれている


5年経過して やっと 心の中に 閉じ込めていた 言葉を吐き出しはじめた

その中で 印象に残るのは 防災対策に携わった人の 言葉である

その言葉には 自戒を込めたものがあった

防災対策を 専門家を踏まえて考えた 被災場所は 8mの津波を限度としたが 現実は それを超えたものだった

この経験から 担当者は 災害には 限界がない ということを 思っているという


このことは 原発の安全対策にも言える

想定ということが 絶対でではない という考えに立って 対策をする必要がある


これは 当事者である 電力会社だけでなく 設置される自治体 政府 が重い言葉として受け止める必要がある



過去の経験を いかに生かすか

場当たり的な 対応では 未来に対して 責任が持てない


このことは 今回の東日本大震災が 教えてくれたのではないだろうか


また 5年経過しての 振り返りは 多くの教訓をあたえているのではないか