おみつ便り

ガーデニング.手芸.料理.日常感じたことなど

化粧品のトラブル

2018-10-30 22:24:03 | 日々の思い
秋になって新しく化粧クリームを買いました。

顔に塗ったところ翌日痒くなり小さい湿疹ができました。しかしこれは食べたものが悪かったのかも知れないと思い、治るまでそっとしていました。

10日程経過して湿疹が治ってきたので、再度風呂上がりに顔にそのクリームをつけて試してみました。やはり翌日から湿疹が出て来ました。試しに手や足にも塗ってみましたが、湿疹がでてきました。
これは湿疹を引き起こす成分が入っていると確信しました。
いくら[肌に合わない時は使用しないでください]と注意書きがあるにしても、肌に悪い成分が入っているからこそ何処に塗っても湿疹がでるのです。私は実験台になってデータをとりました。

実験データをきちんと書いてこちらの住所と電話番号を記して、化粧品会社の[お客様係]に郵送しました。製造責任者にこの事実を知て欲しかったので、電話でなく書面にしたのです。

数日して化粧品販売会社のお客様係から電話がありました。その担当の女性は
「私も同じものをつけていますが異常はありませんが、、、」
「私は事実を言っているのです。そう言われるのでしたら、しかるべきところへ持って行って検査してもらいます」
そこから話が急展開ー購入した時期と販売店を教えてほしい。購入事実がわかりしだい返金しますとのこと。
私は再度製造責任者に湿疹事実を
伝えて欲しいと念を押しました。

複雑な成分が入っていない無色無臭の化粧品が、害が無くていいですね。

パイプオルガン

2018-10-28 16:34:20 | 日々の思い
秋日和の午後、恵泉女子大学のチャペルコンサートに、愛する自転車(まだ処分するには別れがたくてもう少し私の脚として)
で35分かけていきました。

パイプオルガン奏者は小島弥寧子さんでした。一部はバッハ以前の教会音楽、二部はそれ以降のバッハ、ブラームスなどでした。柿沼唯作曲のレクイエムは圧巻でパイプオルガンならではの重厚な演奏でした。作曲家本人もみえていました。

暫し日常生活から離れて静かな良い時間が持てました。

大学の校内は秋の花壇が目を楽しませてくれました。この花壇は我が家の庭造りの参考に多いに役立っています。



秋の澄みきった青空の下で、耳、目、爽やかな空気と五感を楽しませてくれました。

私のアシスト

2018-10-26 03:17:16 | 日々の思い
病院で展示していただいている絵の一部が額からずり落ちているとの連絡を係の方から受けましたので、早速修理に自転車でいきました。

その帰り道、自転車のチェーンがはずれて動かなくなりました。カバーがしてあるので、かけ直すこともできず途方に暮れました。しばらく押しているとショッピングモールの近くに来ました。「そうだ!ここにはホームセンターがあるから直してもらえるに違いない!」
自転車売場のお兄さんが手を油で汚しながら、チェーンを元通りにしてくれました。チェーンが緩くなっているので、又はずれるかも知れませんと言って手数料もとらずに渡してくれました。

又はずれたら大変と思い、その足で購入した自転車店にもっていきました。店員は自転車好きの若者ばかりです。対応してくれたのは純朴そうな青年で、カバーを取り外して丁寧にみてくれました。購入から10年経っているので、錆と劣化が目立つ箇所を指し示して、説明してくれました。取り替えると2万円はかかるとのこと。タイヤもツルツルになっており、買い替える時が来ていることを痛感しました。この自転車は電動アシストが出始めた頃のもので、バッテリーの容量が少ないのです。この自転車で日々の買物は無論度々遠出もして、私の足としてよく働いてくれています。今ではなくてはならないものです。別れは惜しいけれど、もう少し進化したのに買い替える時期がきているようです。

店内に展示してある自転車を見ていたら、店員が丁寧に機種を説明してくれました。売らんかなの商売気は感じられず、自転車を愛する少年のような青年です。
彼と話していると、孫と話している錯覚になりました。

今日は二人の若者に助けられた一日でした。手を煩わせたのに二人とも修理代金は受け取りませんでした。

心がふんわりした日でした。

社会見学

2018-10-23 12:42:58 | 日々の思い
昨日の午後、六本木にある高級ディスコ[マハラジャ]に行ってきました。
いい歳をして、昼間からディスコと思われるかも知れませんが、踊りに行ったのではないのです。
私が応援している歌手のマスコミ取材を兼ねたキャンペーンがあるということで、興味津々行きました。場所はマハラジャとは知っていましたが、ディスコ世代より上の私は、単なる場所の名前かと思いきや、そこはディスコのメッカであり、知る人ぞ知るところだそうです。暗い入口を通って中に入るとお立ち台の上にはミラーボールがさがりここが噂の高級ディスコのマハラジャだとわかりました。中にはカメラが数台構えており、取材関係者も控えていました。
なんと言っても中は暗く、窓はなく空気が悪く長時間おれる場所ではありませんでした。30分程の取材を見物して、すぐ外にでました。

新国立美術館が近くにあったので、遊歩道が整備された街路樹が色づく路を、一人でぶらりと歩きました。人混みもなく都会の秋に浸りました。東山魁夷のポスターが貼ってあったので観たいと思いましたが、24日からだとわかり、ロビーに座って人の様子を眺めていました。Weekdayの日中でも美術館は、それなりに人が来ていることに驚きです。館内は静かで、人々はそれぞれの楽しみを見付けて来ていることを感じました。

今日は都心の社会見学日でした。

西郷どん

2018-10-18 14:55:08 | 日々の思い
大河ドラマ「西郷どん」の放映にちなんで林真理子著「西郷どん」上巻中巻下巻と3冊読みました。


テレビだと鹿児島弁が解りずらいですが、活字だとスーと入ってきます。西郷隆盛は明治維新の立役者として知られています。下級武士ながら郷中教育で心身を鍛へ、やがて鹿児島藩の重責を担い、国家体制を変える中心人物になり得たのはなぜだろうかと考えています。
彼は私欲で働いていない、大きな視点で物事を捉えることが出来る、人の心がわかる、これらによって、西郷の人柄に惹かれて信望を掴んでいったのではないでしょうか。
小説では大柄で西郷の大きな目と太い眉も引き付ける要素になっています。
テレビの主役の俳優は大柄ではあるけれど目が細くイメージが湧きません。演技力以前の問題で、私はミスキャストだと思っています。

奄美の自然と人の温かさが、島流しで荒れ狂った西郷の心を、人間らしく回復させたことが、今年奄美諸島を旅して、実感しています。
薩摩藩の財力の一つに奄美諸島の砂糖きびの税の搾取にあったことがわかりました。
歴史小説は作者の見方により大きく異なります。どうしても主人公を取り巻く人物がストーリーをつくっていきます。

幼い頃に鞠つきで唄っていたのは、隆盛の奄美に遺した娘である菊のことだということが、この本を読んで始めてわかりました。歴史を手まり唄にして遊んでいたのですね。今ならさしずめアニソンでしょうか。

一掛けニ掛け三掛けて
四掛けて五掛けて橋の上
橋の欄干に手をかけて
はるか彼方を眺めれば
十七、八の姉さんが
花と線香手に持って
ねえさん、ねえさんどこいくの
私は九州鹿児島の西郷隆盛娘です。
切腹なされた父上の
お墓詣りに参ります
お墓の前で手を合わせ
南無阿弥陀仏と拝みます
お墓の前には魂が
ふうわりふうわりと
ジャンケンポン