おみつ便り

ガーデニング.手芸.料理.日常感じたことなど

冬鳥

2022-01-28 07:46:22 | 日々の思い

寒くなって鳥達は食べ物を探しによく庭にやってきます。

落葉と生ゴミを入れて発酵させたコンポスターの中味を野菜畑に撒きました。寒風と日光に晒されて良い有機肥料ができそうです。
それを目指して鳥達が大きい順にカラス、ヒヨドリ、キジバト,ガビチョウ,エナガ、ジョウビタキ、シジュウカラ、モズたちがやってきて有機肥料を啄んでいます。


大きい鳥が飛び立っていなくなってから小鳥たちはやってきます。
最初はフェンスや庭木に止まり様子を見て土の所に降りてきます。どうやら庭にくるのにルールがあるようです。
先日は珍しくモズが一羽やってきました。ずっと警戒して餌のある土には降りてこずフェンスに止まって辺りを警戒した後暫くして飛び去りました。小さくても鋭さがかんじられました。窓を開けて写真を撮りたかったのですが音がするとすぐ飛び立ちます。

キジバトは近づいても逃げることなく餌を啄んだり羽をたたんでじっと動かずに休んでいる事があります。

ムクドリが庭におりてきて餌を啄んでいます。

ツグミも比較的長く庭に降りていたので部屋のガラス越しに写真を撮りました。

鳥の撮影は望遠カメラがいいですね。遠く離れていても撮影ができます。

窓の向うの雑木林はすっかり葉を落とし木々の間から鈍い光が射しています。そんな中で冬鳥たちを眺めているのものんびりして良いものです。


モグラ

2022-01-24 08:17:18 | ガーデニング

大寒に入り一年で一番寒い時期に入りました。
庭の草木も震え上がっています。

種から育てているパンジーですが連日のマイナス温度にどうにか枯れずにふんばっています。

去年の厳冬期に春苗を枯らしたので今年は寒さ対策に不織布のシートをかけています。薄い布なのでどれだけ寒さ対策に効果があるかわかりませんが今の所は枯れてはいないようです。

 

モグラが庭のあちらこちらに土を盛り上げています。

鼻先だけで芝を敷いた土を掘り上げるのですからたいしたものです。一度モグラと対面したいものです。👀何のために? どのように土を掘り上げるの? その目的は? など聞いてみたいです。愛嬌のある顔かな?
こんなことを考えると親しみが湧いて決してモグラ退治をしょうとは思いません。
鳥もモグラも人間も元気で冬を乗り越えよう‼️


開発

2022-01-21 07:25:51 | 日々の思い

寒い中今朝も歩きました。
寒さで何もかも縮こまっているようです。

池の氷が全面凍結しました。
部分的な凍結は以前にもありましたが全面凍結は今年は初めてです。この池に主のような大きな鯉が沢山いるのですがきっと氷の下で寒さに耐えているのでしょう。

はやくも蝋梅が咲き始めました。花弁は蝋を塗ったように厚く覆われて寒さの中で咲いています。紅梅より咲き始めるのが早いようです。

この辺りも空き地が少なくなり大きな建物が次々と建って来ています。
そんな中で唯一の空き地も工事が始まりました。よくみると大きな袋が積み上げられています。
雪のように真っ白なものが地面に撒かれそれを重機が掘り上げて混ぜています。係のひとがホースでその部分に水を撒いています。

あの白い粉のようなものは何だろうと気になります。遥か前方に車の出入り口があるので行って、そこで守衛さんに聞きました。白い粉は石灰のようなもので、散水しながら土壌に混ぜて固めて強度を得るようにしているということです。聞くところによると地下室なしで4階建ての建物が立つそうです。
ここに建物が立つ前に目に見えない専門家や作業員の手によって準備されていることがわかりました。

この空き地は以前雉のつがいが住んでおりケーンケーンと甲高い声で鳴いておりました。
開発に追われて野生動物達は何処にいったのでしょうか。


左の腕

2022-01-18 07:18:45 | 日々の思い

コロナの急拡大で朗読サークルの活動も不透明になりつつあります。
そんな中で昨日今年初めてのサークルが開かれました。
去年からの予定で1月から月二回のサークル稽古日に一人づつ順番に自分の気に入った作品を朗読して仲間に聴いてもらい、講師を含めた仲間に感想を述べてもらうのです。いつもの仲間内での朗読でも緊張します。
トップバッターの私が取り上げた作品は一年前から準備して何度も何度も練習していた松本清張作 [左の腕] です。
話は江戸時代 初老の男性卯助が娘と料亭で働きはじめます。そこへ客として度々訪れる目明しの麻吉が卯助の左腕に巻かれた包帯に目をつけて必用にそれを暴こうとする。卯助は過去のある男。普段は律儀な振る舞いをしてひっそり暮らしているが、ある日料亭に押し込み強盗が入り過去がばれる。
過去を精算し真面目に市井の中で暮らしていたが、何歳になっても悪に毅然と立ち向かう姿に共感を覚える。

何故この本を取り上げたかというと89歳の名優仲代達矢が長い間温めていた作品で最後の主演になるかもしれない舞台で演じるからです。
彼はいつも骨太の作品を取り上げて話題があります。
松本清張と仲代達矢が重なる昭和のお二人です。

仲間内の感想はこの作品を読んでみたい情熱は伝わるが女性が読むには無理があると言われました。
でもいいのです。本当に私が読みたっかたのです。


如月に向けて

2022-01-15 08:20:12 | 日々の思い

幕の内(松の内)が過ぎて正月飾りを片付けて2月の節分の飾り付けをしました。

このタペストリーは大島紬を解いて作りました。原則として高級な着物を切り裂いて他のものを作りたくないのですが、これは譲り受けたときから染みがあちこちにあり到底着物として用をなさないと判断したからです。

ある高級カタログに縮緬細工の節分のタペストリーが載っていたのでそのデザインを真似てみました。サイズや材料は自分で工夫しました。
絹は光沢があり高級感がありあります。

紙細工で鬼を作りました。

この時期庭に咲く花はほとんど無いので葉の色とりどりを混ぜて生花にしました。

テーブルには水仙とヤツデの小さい葉を生けました。テーブルセンターは氷に浮かぶ紅梅です。

こちらには金柑の小枝と斑入り葵、南天の赤い葉を生けました。雪の藪で遊ぶ白ウサギです。

季節を取り入れて部屋を飾るとたとえコロナで何処へも出掛けられなくても心に潤いを感じ落ち着いて過ごすことができます。