パウロは異邦人への使徒だったけど、ホントのところはイスラエル人を救いたかったんだな、というのがよく分かる部分。自分が神に選ばれた民イスラエル人であることに誇りを持っていたし、それゆえ神の救済論(恵み)においてもイスラエル人優越思想がハンパない。
11章なんて特に。神がイスラエルを退けるなんてあり得ない。頑なにされたイスラエル人のおかげで異邦人に救いが及び、異邦人に救いが及んだことで彼らに妬みを起こさせて救うためだ。自分が異邦人の使徒であるのは(栄光ではあるが)、その妬みを起こさせて救いたいからだ。異邦人は接木されただけなんだから誇るなよ。イスラエル人よりもっと切り取られるぞ。異邦人が接木されたんだから、イスラエル人はますますもとの枝に接木されるだろう。異邦人の予定されてる数が満ちた時には、イスラエル人はすべてが救われることになろう。かつて不従順だった異邦人が(イスラエル人の不従順故に)憐みを受けたように、イスラエル人が不従順になったのはいずれ憐みを受けるためだ。なんと神の知恵の深いことか・・・アーメン。・・・みたいな感じ。(ローマ人にケンカ売ってんのかねw)
10章ではパウロは、なぜ自分の宣教がイスラエル人(ユダヤ人)に受け入れられないのか、と歯がゆかったんだろうな。自分の宣教の正しさを、旧約聖書から一生懸命論じてる。でもその引用の仕方がね・・・言いたいことの論拠として、あちこちから引っ張って来て、文脈無視してその言葉だけ当てはめる・・・みたいな(組織のやり方っぽい。そういう意味では、組織のやってることって、聖書的なのかもw)。律法の言葉を自分の宣教の言葉(10:8)にしちゃったり、捕囚の解放を知らせる伝令を宣教してる自分(10:15)にしちゃったりね。・・・まぁ、パウロ様がそのように当てはめたんだから、そう聖書に記されたんだから、それが正しいんだ、って言ってしまえばそれまでだけど・・・それでいいのかどうか。パウロも結局は、いわゆる教祖様だったというだけのことなのかもしれないし・・・。このことにどれだけ神のご意志が働いているのか・・・悩みどころです。
9章ではパウロの、絶対的な神中心の考え方もわかる。神の選びは、人間の思考や業績には関係なく、ただ神による。約束の子であるイサク、生まれる前のヤコブ。神はイシュマエルではなくイサクを、エサウではなくヤコブを選んだ(だからアブラハム、イサク、ヤコブの神、って言われてるんだね~納得)。そして、陶器師の話も。
新世界訳に突っ込みたいところもいっぱいあるんだけど、今回はパウロに突っ込ませていただきました。
11章なんて特に。神がイスラエルを退けるなんてあり得ない。頑なにされたイスラエル人のおかげで異邦人に救いが及び、異邦人に救いが及んだことで彼らに妬みを起こさせて救うためだ。自分が異邦人の使徒であるのは(栄光ではあるが)、その妬みを起こさせて救いたいからだ。異邦人は接木されただけなんだから誇るなよ。イスラエル人よりもっと切り取られるぞ。異邦人が接木されたんだから、イスラエル人はますますもとの枝に接木されるだろう。異邦人の予定されてる数が満ちた時には、イスラエル人はすべてが救われることになろう。かつて不従順だった異邦人が(イスラエル人の不従順故に)憐みを受けたように、イスラエル人が不従順になったのはいずれ憐みを受けるためだ。なんと神の知恵の深いことか・・・アーメン。・・・みたいな感じ。(ローマ人にケンカ売ってんのかねw)
10章ではパウロは、なぜ自分の宣教がイスラエル人(ユダヤ人)に受け入れられないのか、と歯がゆかったんだろうな。自分の宣教の正しさを、旧約聖書から一生懸命論じてる。でもその引用の仕方がね・・・言いたいことの論拠として、あちこちから引っ張って来て、文脈無視してその言葉だけ当てはめる・・・みたいな(組織のやり方っぽい。そういう意味では、組織のやってることって、聖書的なのかもw)。律法の言葉を自分の宣教の言葉(10:8)にしちゃったり、捕囚の解放を知らせる伝令を宣教してる自分(10:15)にしちゃったりね。・・・まぁ、パウロ様がそのように当てはめたんだから、そう聖書に記されたんだから、それが正しいんだ、って言ってしまえばそれまでだけど・・・それでいいのかどうか。パウロも結局は、いわゆる教祖様だったというだけのことなのかもしれないし・・・。このことにどれだけ神のご意志が働いているのか・・・悩みどころです。
9章ではパウロの、絶対的な神中心の考え方もわかる。神の選びは、人間の思考や業績には関係なく、ただ神による。約束の子であるイサク、生まれる前のヤコブ。神はイシュマエルではなくイサクを、エサウではなくヤコブを選んだ(だからアブラハム、イサク、ヤコブの神、って言われてるんだね~納得)。そして、陶器師の話も。
新世界訳に突っ込みたいところもいっぱいあるんだけど、今回はパウロに突っ込ませていただきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます