Mr.大江のGUITAR TREK

クラシックギターとスタートレックをこよなく愛するミスター大江のブログです。

マニキュアを塗りました②

2009-11-30 16:47:00 | ギター
マニキュアを塗って1週間を経てもマニキュアのツヤは消えません。
結構弾力が有って丈夫ですね。
爪の付根の辺りに少しマニキュアが剥げた位です。

課題で有ったPPの弱音は爪の先端部のマニキュアを除去液かペーパーで除去する事で
解消出来ました。(マニキュア面では弦が滑り過ぎるため)


「先端のマニキュアを除去する事」

音量も上がり爪もとてもスムーズに滑り右手のタッチもメチャ軽く成りました。
指が早く動き過ぎる位です。(爪のひっかかりで苦労している人)

スーッと軽くタッチするだけで大きな音が出ます。
また、弾きやすくなり大きい音に慣れてしまうと曲の表情も一変してしまう。

曲をサーッと強引に弾き切ってしまいテクニックも上ったような感覚。

その爽快感が心地よくなってしまうので・・(車に乗ると性格が変わる人のような?)

その反面私の場合は細やかに表現する事が難しくなりますね。(タッチに慣れるまでか?)

今までに無い感触にギターを弾きまくっていましたが、その分先端の生爪の消耗が
激しくマニキュア部が弦に当たってしまい雑音が出てしまいます。

直ぐにペーパーで補修をする為、1週間経っても爪が全然伸びませんでした。
頻繁に爪の手入れと管理が必要です。

結果、元来ルーズな私にはちょっとストレスが溜まって来ましたね~っ!。

以下にギター演奏用のマニキュア研究を発表します。

①コップにお湯を用意して指をふやかす。

②生爪の下地をならす。
 ・爪の付根の甘皮処理と爪表面に残った柔らかい皮をキレイに取り除く。
 ・爪表面全体を軽く少し荒目のペーパーでならす。

③お湯に指先をいれて効率よく爪に自然なカーブを付ける。(5~6分)※適温で!

④湯を拭き取ったらベースコートを先端まで塗る。(2回塗る、爪のために必須です)
 ※ビタミン入りも有るらしい。

⑤ベースコートが乾いたら、トップコートを筆に多目に着けて表面が滑らかに成る
 ように塗る。(複数回可)
 ・爪の先端から1ミリ手前迄にする。
 ・先端まで塗ってしまったら、乾燥後に除去液で先端部を拭き取る。
  ※除去液は爪を傷めるので何度も使わない。

⑥乾燥後に表面をペーパーで滑らかに仕上げる。

⑦ギターで音を聴きながら弾きやすい形状に整える。
 
 以上。

爪が割れやすい弱い人・根気の有る人。
また、爪が割れた場合の補修、補強には良いと思います。

でも私は、やはり少々ひっかかり気味ですが繊細な生爪で行きます。

手入れが面倒で無ければ・・本当にあの弾きやすさは最高ですけどね~っ!残念!!


マニキュアを塗りました

2009-11-21 11:55:00 | ギター
マニキュアを塗りました。

薄い肌色のベースコートに透明のトップコート。
ベース色も透明にしたかったのですが、仕方がありません。

薬局では「恥ずかしくて買えません!」から娘の物を借用しました。

決して「はるな愛」を目指した訳では有りません。

「ピッカピッカ!」

ギター演奏用に「爪の保護と強化」の為です!

とにかく私の爪は薄くて波を打っています。

お風呂でシャンプーをしていると爪がもっとやわらかくなり反対側へ反っくり返る事
もしばしば、殆んど左手のみでシャンプーする始末です。

この爪には随分昔からコンプレックスを持っていました。

若い頃ギターに真剣に打ち込んでいた時、大変ショックな記事を読みました。

それはセゴビア語録の中で「爪の悪い人はギターをやめなさい!」との言葉でした。

「うるさい!そんなの自分の勝手だ!関係ない!」と思っては見たもののやはり
かなりのショックでした。

二人のギターの友人は指先から爪を見るとキレイな円弧にカーブをしています。
そして爪も分厚い。

当時話題となったパークニングの教則本に掲載されている爪の削り方が
そのまま再現出来ます。

ところが私の爪は薄くて指先から見て中央が下に曲がっていて波打つ瓦のような形
です。
爪の両サイドと同じくらい中央が曲がっているので今日まで様々なギタリストの
爪の削り方はまったく当てはまらないままでした。

若い頃は強制的にカーブ形状にして瞬間ボンドで固めたりしてみましたが指先に圧迫が
有りすぐに剥がれたりして長続きしませんでした。

途中からはこの変な爪も「個性だ!」と自らに言聞かせて独自の削り方を試行錯誤して来て3年前位にやっと自分に合った削り方が確立出来ました。

私のような爪の方は時々おられますので都度ヒントを教えています。

「爪の悪い人はギターをやめなさい!」いやいや「爪の悪い人こそ自分らしい良い音を
求めて研究できる楽しみが有りますよ!」って今は言えますね。

それではなぜ今マニキュアか?・・って。

「ジョン」ですよ!あのジョン・ウイリアムスの演奏会の影響ですよ!
あの力強く煌めく音色にはやはり憧れます。

それにカーブの爪はとにかく弾きやすいですから。

現代ギターにつけ爪の記事がありちょっと関心が有ったのでネットでも
調べていました。

「爪にマニキュアを塗ったままでも爪に悪影響は無い」との見解に興味を持った
からです。

そして・・自分の爪にマニキュアを塗ってから4日目爪に変化が・・!

「朗報?」何故か爪全体が丸いカーブに成り中央が上がって来ました。



薄い爪がちょっと厚くなるとカーブも自然に曲がるのかな?と思います。

巻き爪の人は爪が分厚いのに気が付きました(私の娘です)

音色は?・・・大きな音はアポヤンドもアルアイレも今までよりしっかりした音に
なりました。

しかし・・・PPの音が「かすれた音」しか出ない!・・・ムムッ!!むずかしい~。

もう暫く研究して後日報告します。


合奏フェスティバル

2009-11-07 13:15:00 | ギター
東京合奏フェスティバル終了!
11月3日きゅりあんホールで開催されました。
曲目は「鹿おどし」松木好文先生の作品でした。

ホールに静かに響く「和風の香り」のするとても良い演奏が出来たと思います。

<通路で順番を待つ>
<いよいよ本番!>

私は、今回で3度目の出演となりました。
やっと3年が経ったと言うより、もう3年経ったの?って気持ちですね。
今回の参加で、この「クラシカ」も1年ちょっとでしたが休止する事になりました。

合奏練習に合流したのが40代最後の年。
「グランソロ」「様々なポピュラー曲」「松木先生の作品」等々。
今日まで欠席は0回でした!
真剣に挑戦したので特に感慨深いですね。


<演奏後に作曲者の松木好文先生と暫し笑談>

在籍中は岸田先生のご指導の基で合奏についていろいろ勉強になりました。
今後はこの経験を生かして、より良い「ギターミュージッククラブ」として合奏にも
重奏にも力を入れて行きたいと思っています。

編曲作業や録音作業などいろいろ大変ですが、一つ一つ演奏を完成させながら録音して
残して行くという作業の中で、クラブの想い出と歴史を刻んで行きたいと思います。

今後は様々な合奏フェスティバルなどにも進んで挑戦して行きたいと決意しています。
生涯に亘る「ギターの仲間たち」との新たな出会いを求めて・・・。


私の宝物 (その4)

2009-11-02 19:50:00 | 私の宝物
 「ジョン・ウィリアムス」直筆サイン

やりました!

遂にジョンのサインをGETしました!!
東京までコンサートに出掛けたもののサイン会が無ければどうしようと
数日前からとても心配でした。

ジョンは「ファンサービスが絶対いいに決まっている」と思っていましたが
さすがです。

でも、あのサイン会に参加される人の多さには驚きました。
前日と翌日の大阪公演。三日連続のコンサート、こんなにも多くサインしてたら
指がシビレてしまうのでは?・・・と思う程ですが。

そんな事は何十年もの間ギター界で常に先頭を走り続けているジョンにとっては
何の障害にもならないのでしょう。
むしろ翌日へのエネルギーにしているのかもしれませんね。

サインを戴き「サンキューベリーマッチ!」とお礼を伝えると、ジョンはコクリと
頭を下げてくれました。

その時のあの大きくやさしい目、にこやかに微笑むスッキリ澄んだ笑顔はジョンの
演奏そのままではありませんか!・・なるほど!・・納得・納得・大納得です!!

サインを戴いた喜びの余り、手が震えて買ったばかりのジョンの来日記念CDを
3回もコツン・コツンとロビーに落としてしまいCDケースが割れてしまいました。

「何やってんの!」と相方に叱られながらもサイン色紙を大切にカバンに入れて無事
名古屋へ帰宅しました。



いづれにしても本当に思い切って東京に行って良かった!最高だった!と心から思う。

あんな大きなホールなのに、たった一本のギターから奏でられる音楽とは思えない程の心地よい空間の広がりはCDでは決して味わえない経験です。

これは決して大げさな表現では有りません。

6年前の来日の折にジョン自らNHKの番組インタビューの中で
「CDなんてこの世に無い方が良い!生の演奏をもっと聴く事が大切だ!」
と語っていました。

なるほど、ジョンのコンサートでは演奏者と聴衆が同じ空間で音楽という言葉を使って時間を共有する正に「心と心・生命と生命の対話」なのだと実感する事が出来ました。

私が10代の頃より憧れた夢のギタリスト「ジョン・ウィリアムス」

ギター仲間と何時までも語り合ったギタリスト「ジョン・ウィリアムス」

コンサートの朝、東京へと向かう車中より冠雪輝く富士山を望み

帰路での旨いビールの味と東京での数々の思い出と共に

この「ジョン・ウィリアムス」直筆サイン。

今日から新たな「私の宝物」として大切にして行きたいと思います。