この背もたれは置いてあるだけで、下はクランプで仮止めしてあった。
取り外し可能、更に角度調節自在というのがポイントだったが、如何にもダサイ!
というわけで、なんちゃって木工としては異例の凝った背もたれを作ってみた。
細工が入るので材料は広葉樹のタモを使用。
苦労したのは横桟(笠木)の曲線切りと縦の桟。
苦労ポイントは縦桟のホゾ組。
角ノミがあれば、それこそあっと言う間にできるが、そんなものはナイ。(^^;
それで、まず横桟に10mmのドリルで穴を開ける。
深さは12mm。
これにはまる縦桟の頭から12mmのところにノコ目をいれて
ノミで直径10mmに丸くしていく。
書けば複雑な感じがするが、要するにオスメスをつくること。
やってみれば極めて単純作業。
ピタッと合ってハマルまで少しづつ削っていく。
こう言う事をしていると時を忘れる。
楽しい。(^^;
かくして出来上がったのがコレ↓
随分おもむきが変わったでしょ。(^^;
材料があればもっと縦桟を入れたかったけど、丁度4本しか取れなかった。
ま、これでかなり椅子らしくなってきた。
あとは、着色か?(^^;
ん?縦桟が曲がって見える?
気のせいですよ!(笑)
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