そんなことにも使われる脚付き家具の中で、一番簡単な構造はやはり
テーブルだと思う。
椅子となるとグンと複雑になる。作るのにも時間が掛かる。
で、杉の足場板をはぎ合わせてテーブルを作れば味わいあるのが
できるだろう。柔らかいけどそれはまた味わいにつながる。
なんて、言葉に乗せられて夜なべ仕事木工を再開。
テーブル作りは、四本の脚とそれを繋ぐ幕板、そして上に乗せる天板。
これが材料の全て。
最初、なんちゃって木工らしく、脚と幕板を単純につき合わせて
木ねじでとめようと思った。
で、実際やってみたのだけど、どうしても隙間が見えるのと
若干ぐらつきがある。やはり仕口としては弱いのだ。
意を決して、ホゾ組加工に!(^^;
これをやり出すと俄然時間が掛かる。
正確な墨つけとホゾ加工、穴掘りは手仕事としては
たいそうな仕事量だ。
角ノミがあればホゾ穴なんてあっちゅうまに終わるのだけど、、。(^^;
しかも、夜なべ仕事。トンテンカンテンやかましい仕事は近所迷惑。
だから、ホゾ穴は同じ幅のドリルで穴を一杯開けてから鑿で静かに成形する。
4本の脚に二カ所ずつ、合計8個のホゾ穴はうんざりするほどの仕事だった。(笑)
で、やっと脚の組み立てまでこぎ着けた。

クランプにあて板をしていないのいけません。(^^;
あり合わせの材料だから幕板はタモ(一部はぎ合わせたもの)、脚は桧。
ま、あくまでなんちゃって木工。
しかし、脚に使った桧がアンビリーバボーな逆目だらけ。
まともにカンナが掛からない。
もう諦めた。(^^;
で、いつも思う。
ここまでするんなら、もっと確かないい材料に統一してやればよかった。
手間はおなじなんだから、と。(笑)
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