なんだかんだと言いながら今年も無事確定申告を終えたわけではあるが、
未だ自信をもって税金を語れるわけでは当然無い。
分からない事だらけの確定申告と言った方がいい。
税金を納めるために確定申告する人も居れば、
逆に税金を返して貰う(還付)ために確定申告する人も居る。
後者ならば、出来るだけ多く返して貰おうと、
医療費控除のための領収書の山をかき分ける。(笑)
そんな折、セルフメディケーション税制なるものを今ごろ始めて知った。
健康で医者なんかに行かない人は医療費控除の恩恵に浴することがないので
そんな人でも薬局でOTC医薬品を購入すれば、その額を医療費控除の対象にしようというもの。
ただし、その年に会社の健康診断や自治体のメタボ健診などを受けていることが必要。
しかも12000円以上が控除対象。
そのOTC医薬品ってなんやねん?と、思うわね。(^^;
調べました。
平たく言うと医師の処方箋が不要な市販薬!(^^;
そのレシートに※何ぞがついていて、欄外に※はセルフメディケーション対象商品ですとか書いてあるらしい。
それを使って確定申告すればいいらしい。上限は10万円。
例えば、その該当する市販薬を家族全員で一年に80000円分買ったとすると
80000-12000 = 68000が控除額となる
所得税率が10%とすると
68000X0.1=6800円が所得税から還付される。
さらに住民税も同様に引かれるが、この税率は自治体次第?
ま、所得税の半分以下です。(^^;
しかし、毎度の買い物で薬局のレシートを保管してます?(笑)
こういう話となるとすぐ、今流行の国会議員の脱税話を思い出す。
あれって、真面目に確定申告するのが馬鹿らしくなる人を増産のためのプレイ?
確定申告って性善説を拠り所にしたシステムなんだから、
国会議員を真似たらやりたい放題!
このまま行くと税制崩壊!?
国会議員が国税庁の調査を免れるのは、警察官がスピード違反を免れるのと同じレベルの話じゃおへん。あかんことやけど。