NHKが最初に扱った韓ドラは冬ソナだったと記憶している。
以来、チャングムがピークで、その後も続々と番組は登場したが
どれもチャングムを凌ぐほどの人気はでなかった。(^^;
そのネタも尽きた模様でついにNHKも中国ドラマに乗り換えた。
それが「始皇帝の母-コウラン伝」。
残念ながら、これもイマイチ。(個人的評価!(^^;)
その一方で、民放BSの中国ドラマには結構面白いものが有る。
今、録画してまで見ているのが「如懿伝(にょいでん)」。
中国版エミー賞四冠に輝く制作費96億円の大作、ということらしい。(^^;
(画像はドラマ公式サイトより)
ま、おどろおどろしい陰謀渦巻く宮廷物語である。
主演のジョウ・シュンもウォレス・フォもどえりゃぁトップスターらしい。
歴史ドラマであるから、生活の時代性もあるのだろうが、
ヌヒと呼ばれる使用人はいとも簡単に主人から命を奪われる、おそろしい階級社会。
とにかく陰謀、嵌める、裏切る、おとしいれる、のし上がるのどろどろが蔓延する中
主人公だけが清廉潔白?(とも言えないが(^^;)好意的人物として描かれる。
見ていて、ああこれが文化だと思わずには居られない。
日本は、基本的に恥の文化だから、こういう陰謀がメインのドラマは出来にくい。
陰謀でのし上がることを考える文化と、騙すことは恥として身の潔白を証明するために潔く腹を切る文化。
時代が変わっても、根っこに流れるものは変わらないような気もする。
ところで、宴会で手を二つ叩いて人を呼ぶシーンが何度があったが
日本でも少し前までそんな風に人を呼んでいた。
やっぱり、文化の影響は受けている。(^^;