
2011/10/27からリハビリ開始。
当初のことはほとんど覚えていません。
少し前に書きましたが、
食事をするときのOT(作業療法士)さんとのことが
当時としてはあまりに強いイメージとして残っているので
その頃のPT(理学療法士)さんとのことで覚えているのは
ベッドで立ち上がる練習をしたとか、
車椅子に移乗する訓練をしたことくらい。
でも、このPTさんとの出会いが
劇的な変化をもたらされることになったのです。
立てるようになるのはまだ当分先になるのですが、
全く動かなかった足に変化が。
膝から下が少しずつですが動くようになってきたのです。
これで何が変わったかといえば、
車椅子を自分で動かせるようになったのです。
普通、車椅子はタイヤの内側の金属製の輪を手で回すのですが
私の場合、手は全く使えないので
フットレストを外した状態で地面を足で蹴ります。
曲がりなりにも自分の足で動けるようになったのです。
この状態になるのにどのくらいの期間だったのか、
PTさんとどんな訓練をしたのか。
入院当初は一階のリハビリ室に行くのが苦痛で、
ほとんど自分のベッドでリハビリをしてもらっていたのですが、
あるとき、担当のナースさんにひどく怒られたのを覚えています。
「そんなベッドでグダグダしていたらいつまでも治らないよ。
さっさと下のリハビリ室に連れて行ってもらいなさい」。
2012/01/01。お正月。
リハビリをする病院の入院患者には
365日リハビリが義務付けられています。
相変わらず、食事はナースステーションでした。
仲良くなった介護士さんが
食事を終えた私のところに来て
「キレイな初日の出だよ」。
スマホをいじっていた私は早速彼女に
写真を頼みました。
(私、2011年の1月からギャラクシーを使っていました)
入院していることは関係者以外には知らせていなかったのですが、
スマホで撮ってもらった「初日の出」を
友人に「病院からの初日の出」と写メで送り
入院しているのがバレルというお粗末さ。
こうして運命の2012年が幕開けしたのです。
to be continued