2024/4/30付ブログ記事「万博スペシャルサポーター「帆船みらいへ」、本日も神戸港に係留中」の続報です。
「帆船みらいへ」に関する情報発信ですが、所有者変更以前は主にフェイスブックページで、所有者変更後はインスタグラムとX（旧ツイッター）で行われています（後述）。
そんな中、2024/5/11に徳島県阿南市で開催された一般公開イベントは一般メディアで報道されましたが、
https://news.yahoo.co.jp/articles/334761bae71deb150ff3babd94adc78f53c5200c
イベントを主催する「ふなどころ阿南まちづくり協議会」の公式サイトには「今年も帆船みらいへが阿南にやってきます！」とあり、所有者変更後も変更前と同じ使われ方（民間所有の練習帆船）であり、大阪・関西万博とは無関係に開催されたイベントであることがわかります。コロナ禍最中の2021年5月にも開催されていますが、
https://www.facebook.com/miraiesailing/photos/a.948556231970883/1916853821807781/
この情報が掲載されていたのは所有者変更前の「帆船みらいへ」の公式フェイスブックページ（https://www.facebook.com/miraiesailing）でした。所有者変更後もしばらく更新が続いていましたが、2023/11/21の「アカウント変更」を以て打ち止めとなったようです。
ということで、この公式フェイスブックページの所有者変更前後の投稿を調べてみました。
2023/10/15～18の間の投稿・・・上記ブログ記事の追記で紹介した中国地方海運組合連合会のイベントの模様の紹介です。
2023/10/24の投稿その１・・・一般社団法人グローバル人材育成推進機構としての「帆船みらいへ」事業廃止の案内です。コロナ禍の影響を大きく受け存続か廃止かを熟慮した結果、「志を受け継ぎ、本船を引き受けていただける団体と出会い、2023年10月24日に本船の譲渡を決断いたしました」とのことです。
2023/10/24の投稿その２・・・NPO法人ゼリ・ジャパンからの引継ぎの挨拶です。今後の用途は ”練習帆船兼環境調査船” とあります。写真にはミャクミャクが登場していますが、大阪・関西万博スペシャルサポーター云々については触れられていません。
2023/10/24の投稿その３～その６・・・イベント参加（大分県の佐伯港と津久見港、長崎県の佐世保港、静岡県の田子の浦港）の告知です。
2023/10/26の投稿その１・・・尾道海技学院6級海技士(機関)の実習生5名が乗船し、2か月間本船で実習を行うとのことです。
2023/10/26の投稿その２～2023/10/30の投稿・・・佐世保でのイベントに関する内容です。
2023/11/1の投稿～2023/11/8の投稿その２・・・津久見でのイベントに関する内容です。
2023/11/8の投稿その３・・・佐伯でのイベントに関する内容です。
2023/11/8の投稿その４・2023/11/16の投稿その１・・・愛媛県今治港でのイベントに関する内容です。
2023/11/10の投稿・2023/11/16の投稿その２・・・2023/11/14に母港の神戸港で開催されたイベント「[帆船BLUE OCEAN みらいへ]で出港！海と船を知る ～神戸港サンセットクルーズ～」に関する内容です。
2023/11/17の投稿・・・アカウント変更に関する内容です。
2023/11/19～20の投稿・・・田子の浦ポートフェスタに関する内容です。「この後の修繕工事に向けて全てのセイルの取り外しを行いました」ともあります。
2023/11/21の投稿・・・完全アカウント移行に関する内容です。
ただ、NPO法人ゼリ・ジャパンの「みらいへ」のページには「最新情報はSNSで発信中。」とありますが、フェイスブックページは開設せず、インスタグラムとX（旧ツイッター）のみになっています。
https://www.instagram.com/blue_ocean.miraie/
https://twitter.com/BlueOceanMiraie
「2024年3月には日本パラオ親善ヨットレースに伴走船として参加し、パラオへの航海中はマイクロプラスチック拡散分布調査を行いました」とのことです。一連のSNS投稿を見る限り「練習帆船兼環境調査船」として大忙しのようで、大阪・関西万博に直接関係するスケジュールはなかなか入れられないのかも。そして、環境調査船としての活動こそが、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿ったものと解釈すればいいのかも。
