2022/7/24付ブログ「大阪・舞洲に通じる此花大橋の歩道通行止め、現地の状況は・・・(前)」の続きです。
歩道通行止めが大阪万博閉幕後も3年以上続く理由ですが、大阪港湾局計画課によれば以下の通りです。
「万博開幕時点では車道の6車線化は完成しているが、その外側に新設する新たな歩道は万博閉幕後に工事に着手することになっており、かつ新たな構造物を増設するために相当の時間がかかる」
車道増設・歩道増設それぞれの総工費はどのくらいなんでしょうね・・・
さて、此花大橋の先にある舞洲では年間を通じて各種イベントが開催されます。この春に開催された「ネモフィラ祭り」(2022/4/30付ブログ、2022/5/4付ブログ参照)もその一例です。
7月23・24の両日には、音楽フェス「オオサカ ジャイガンティック ミュージック フェスティバル 2022」(略してジャイガ 2022)が開催されました。
https://www.fashion-press.net/news/83670
2017年以来5回目の開催(2020年は中止)ですが、当然舞洲に行くバスは臨時便を出しても大混雑となり、9時過ぎには西九条駅近くの舞洲行バス乗り場(大阪シティバス)はネモフィラ祭りのとき同様に長蛇の列ができていました。桜島駅前の舞洲行バス乗り場(北港観光バス)も長蛇の列です。
フェスの来場客の圧倒的多数は10~20代ですから、「それなら桜島駅から歩いて会場まで行こう!」とする方が一定数出てきます。2021年までは此花大橋経由で行けたのですが、今年は行けなくなっていることを知るにはネット検索でもコツがいります。「此花大橋」で検索すればわかりますが、GoogleMapでは徒歩ルートが可能になったままですからね・・・
ということで、予想通り?現地までやってきて唖然とする若者が後を絶ちませんでした・・・
引き返す先が「桜島駅」ならばまだ良かったのですが、「西九条発舞洲行の大阪シティバス81系統の手前のバス停」(北港1丁目、島屋橋)にも若者の姿がありました。ただ、ネモフィラ祭りの時と異なり「定期便は途中にあるアミティ舞洲(障がい者スポーツセンター)に行かれる方や、もっと先のバス停から乗る客に配慮し、西九条駅からのフェス観客はほぼ乗せないようにしていました」という施策を取り入れておらず、10分以上遅れてやってきた(島屋橋発定刻10:11のところ10:22)定期便はバス停に止まったものの、既に満員御礼のためバス停で待っている客を1人も乗せずに発車していきました。臨時便は最初から通過ですから、彼らはフェスの開始(11時)に間に合ったのでしょうか?