2024/12/16付ブログ記事「大分のホーバークラフト、別府湾周遊航路はいつまで運航? そして、港へのアクセス手段は? <追記あり>」の続報です。
上記ブログ記事で
>2024/12/17付で、公式サイトに「12月21日(土)と12月22日(日)の周遊便の予約をLINEで受付を開始した」旨の案内が出ました。
と書きましたが、12月22日については結局強風のため全便欠航となりました(同日朝に公式サイトで確認)。
そして、大分ホーバードライブ社は2024/12/25付で「年内の空港アクセス航路就航断念」を記者会見で発表しました。各メディアが一斉に伝えていますが、もっともポイントを押さえているのが読売新聞西部本社版ですので、こちらのみ紹介します。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241225-OYTNT50084/
最大の理由は、「周遊運航の実績は強風で想定の半数の16便にとどまったため、運航実務を担う船員が十分な実績が積めなかった」ことです。一方、周遊運航開始後に報道された「訓練中に複数の事故が発生したのに国に報告しなかったため、元社員を含む船長ら7人が船員法違反容疑で書類送検されたこと」については理由としていません。
なんですが、2024/12/25夜時点の同社の公式サイトにはこの昼間の記者会見の内容は一切掲載されておらず、さらに今後の周遊航路の運航予定も掲載されていない状態です。ニュース一覧のページには単に「お知らせはありません」とあるだけです。さて、次の周遊運航の予定はいつ同社から公表されるでしょうか?
そして、この周遊運航の実績からすると、強風が恒常的に吹く時期の就航率は50%とまでは言わないまでも相当低くなる可能性があります。空港アクセスとしては致命的かもしれません・・・
<12/26追記>
12月26日正午になっても、公式サイトでは何の追加情報も提供されていません。親会社の第一交通産業の公式サイトも見てみましたが、こちらでもなしのつぶてです。