関連ブログ記事・・・2023/7/12付「近鉄バスの茨木地区路線は2023/9/1に値上げ、他は2023/11に値上げ <10/18一部訂正>」
近鉄バスの茨木市内を中心とするエリアは、他地区の一般路線とは別の運賃体系(競合する阪急バスに同調した実質均一運賃)となっています。
https://www.kintetsu-bus.co.jp/price/
前回2023/9/1の値上げは「220円均一→230円均一」でしたが、阪急バスが2024/10/1付で「1区230円→250円」の値上げを実施するのに伴い、同日付で250円均一に値上げすべく2024/7/26付で近畿運輸局に申請を行いました。
https://www.kintetsu-bus.co.jp/topics/detail.php?pkId=900
「実質均一運賃」と書いたのは、運輸局への申請上では特殊区間制(1区・2区・3区と運賃が徐々に上がっていく)なものの、実際には全ての路線が1区に収まるようになっているからです。そして、このエリアの近鉄バスは整理券方式となっており、現金乗車の場合は<全区間同一運賃にもかかわらず>乗車時に整理券を取る必要があります。路線バス事業を巡る環境が厳しい中、以下の選択肢もあり得ますが、
1.茨木地区を担当する鳥飼営業所所属の車両については、メンテナンスコスト削減のために整理券発行機を撤去する
2.1の施策は「他の地区とバス車両の仕様を統一するのが重要」なため不可能だが、整理券用紙のコスト削減のために鳥飼営業所管内では整理券発行機を使用停止にする
そこまでは追い込まれていないのでしょうか?