山口宇部空港と下関市を結ぶ空港連絡バスが9月30日限りで廃止されることが、運行会社のサンデン交通から発表されました。
http://www.sandenkotsu.co.jp/uploads/sites/2/2021/06/ube_release_20210616.pdf
理由として、
・新型コロナウイルス感染症の影響による需要の減少
・燃料費をはじめとする諸経費の増大
・車両の老朽化
・慢性的な運転手の不足
を挙げています。
山口県内居住の空港利用者はほとんどマイカーを利用するので、空港アクセスの公共交通は主に首都圏からの観光・用務での来訪者をターゲットにしていますが、山口宇部空港~下関市街地間の所要時間は1時間以上となっており、特に用務需要はコロナ後も元に戻らないとみての撤退なんでしょうね。
リリース文の末尾には、「下関市内~空港間のアクセスについては、バスに代わる交通手段を検討の上、状況が整い次第、別途お知らせをする予定です。」とあり、現在空港と山口市内の間に運行されている(萩市の市街地との間にもありましたがコロナで運休中)乗合タクシーが有力かも。