3/3付のブログ「大分空港ホーバークラフト復活に向けての動き」の続報です。
大分県は7月1日、大分空港アクセス航路で使用予定の船舶の一般競争入札を公告しました。
https://www.pref.oita.jp/site/hovercraft/hovercraft-koukoku.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae94aac83c74ec61aa40123db367ddf570030b4d
納入期限は以下の通りで、2023年度内に3隻が揃うこととなります。
1番船・・・2023年7月20日
2番船・・・2023年10月12日
3番船・・・2024年1月18日
ただ、日本国内では現在ホーバークラフトは運航されておらず、今更名乗りを上げる造船会社はないものと思われます。
2009年まで大分空港アクセス航路で就航していたのは三井造船製でした。同社は1970年代に数多くのホーバークラフトを建造して全国各地で運航されていましたが、90年代以降はジェットフォイル(ボーイング社・川崎重工)や一般型の高速船に市場を奪われて新規導入や代替新造もなくなり、21世紀に入るころには大分空港だけとなっていたものです。
ただ、英国では2021年現在もホーバークラフトの営業運航が行われており、
https://www.visitbritainshop.com/japan/hovertravel-hovercraft-to-the-isle-of-wight/
民間用ホーバークラフトのメーカーもあります。
https://www.griffonhoverwork.com/
ちなみに、運航を担うことが決定している第一交通産業のサイトにもホーバークラフトのページが出来上がっています。
https://www.daiichi-koutsu.co.jp/hovercraft/
具体的なコンテンツができていくのは2023年に入ってからと思われますが・・・