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青森・弘南バスは高速バスにICカードを導入せず、一方で夜行高速バスでICカード導入記念キャンペーン

関連ブログ記事・・・2022/11/4付青森県津軽の一般路線バスは、2023年春にはほぼICカード対応になる?、2023/1/19付青森県津軽のICカード「MegoICa」は3%の交通ポイント付与あり

2022/11/4付のほうで

>ただ気になるのは、リリース文に「一般路線バス」と明記されていることですね・・・ 裏を返せば、同社が運行する高速バスのうち、共同運行先の他社で全国相互利用対象のICカードが使えるようになっている弘前~盛岡線と青森~盛岡線(2022/4/12付ブログ記事「ICカード「イグカ」で乗れる高速バスがどんどん増えてますが・・・」参照)については、今後も弘南バス担当便だけICカードが使えない状況が継続する可能性があります。

>おそらく、2023年2月頃と思われる導入日の正式発表の暁には、ポイントサービスの有無とともに両路線におけるICカード対応予定についても触れられるとは思いますけど。

と書きましたが、2023/1/19付のほうで紹介した弘南バスからの告知には、高速バスに関する内容は全く触れられていませんでした。念のため同社に問い合わせたところ、現時点で具体的な導入予定はないそうです。

岩手県北バス公式サイトでは、同社および共同運行会社が運行する盛岡発着の各昼行高速バスについて、どの便で全国相互利用対象ICカードが利用できるかを明確に案内しています。

http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/18728/

現時点では青森線・弘前線の弘南バス担当便、そして仙台線の東日本急行担当便(2022/3/18付ブログ記事仙台~盛岡間の高速バスでICカード対応便が増えます・・・全便ではない参照)のみが非対応ですが、今後もこのまま続きそうです。

 

一方、弘南バスでは、青森県内と首都圏を結ぶ夜行高速バス各路線を対象に、導入日の2月25日から3月2日までの出発便限定で「ICカード導入記念キャンペーン」を行います。

http://www.konanbus.com/17818.html

http://www.konanbus.com/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/20230225_MegoICa-promotion2.pdf

3列シート車は5500円、4列シート車は5000円(1人で2名分のシートを占有できる便)または3900円(それ以外)とのことですが、6日間限定なので、スーパーの特売のごとく、これ単体では採算面はあまり気にする必要はないのかも。もちろん、夜行高速バスではMegoICaもSuicaも使えません。

ちなみに、対象便のうち「ニューノクターン号」「パンダ号東京新宿線」は、五所川原駅前が始発・終着となります。2023/1/19付のほうで五所川原駅前のバスターミナルの建物の一部が解体される動画を紹介しましたが、解体されたのは2階建て部分だけで、平屋のバス待合所部分はそのまま継続使用されています。弘南バス公式サイトでは、以下の2つの「事務所移転準備のための五所川原駅前案内所の営業時間変更」の案内が掲載されていましたが、

http://www.konanbus.com/16807.html (2022/9/9)

http://www.konanbus.com/17652.html (2022/12/16)

これは、解体対象部分に入居していた案内所を、同じバスターミナルの建屋内の解体対象外の場所に移転したという意味合いのようです。

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