関連ブログ記事・・・2024/7/16付「都市計画道路豊中岸部線の未開通区間の状況(前) <7/17追記あり>」、2024/8/20付「豊中岸部線佐井寺地区<供用中>+名神手前の2024/8/中旬時点の状況」
岸部北工区の事業取得認可に関する住民向け説明会の資料はこちら
名神高速をくぐる地下道の向こう側が吹田市立博物館です。この地下道は1992年の博物館オープンに合わせて作られたものではなく、それ以前から存在したような風情です。
博物館のエントランスは堂々とした構えですが、やがてその真ん前を4車線の幹線道路が横切ることになります(住民向け説明会の資料を見る限り、トンネル構造にはなりません)。
エントランスの西側にある緑地帯(その向こう側が名神高速)は、豊中岸部線の建設に伴い全て潰され、名神高速をくぐる函渠が構築されます。
エントランス北東側の緑地帯。境界杭はいずれも「大阪府が所有する豊中岸部線の道路予定地と、吹田市が所有する紫金山公園の敷地の境界を示すもの」です。
公園の遊歩道を市道岸部北57号線に向けて歩きます。遊歩道に面して吹田市岸二地区集会所の入口がありますが、集会所は道路予定地として大阪府が確保済みの土地の向こう側にあります。
向こうに見えるのは岸部第二小学校の校舎で、その間の金網に囲まれた空き地はやはり道路予定地です。
市道岸部北57号線の西側でも道路予定地が確保されています。隣の遊歩道部分も道路予定地と思われますが、南側の比較的新しい住宅群は道路計画から外れているものと思われます(説明会資料でもそう読み取れます)。
向こうに見えるマンションは、完全に道路予定地にかかっています。
手前の元駐車場のフェンスに掲示された豊中岸部線岸部北工区の事業施工に関する告知。
説明会資料によれば、吉志部神社の参道(向こうに鳥居が見えます)は、このあたりで豊中岸部線により完全に分断されるようです。向こうに見えるのは件の道路予定地にかかったマンションです。一方、手前のシャーメゾンは2025/2/1入居開始予定の新築なのでさすがに道路予定地にはかかっていないはずですが、果たして・・・
この場所から府道大阪高槻京都線の間は完全な住宅密集地で、歯抜けレベルの空き地さえ見当たりませんでした。説明会資料によれば、「用地買収・物件補償」のプロセスに入るのは2027年度以降の計画です。