2022/4/20付ブログ記事「神鍋高原の上限200円バス終了の顛末」の2年半ぶりの続報です。
上記ブログ記事で
>ちなみに、担当部署によれば、読売新聞の但馬版はこのことを記事にしたものの、地元紙の神戸新聞は取材にさえ来なかったそうです。
と書きましたが、読売新聞社のサイトにはこの記事は掲載されることはありませんでした。
しかし、紙面の内容が道の駅神鍋高原のフェイスブックページに2022/3/23付で掲載されていたのを発見したので、こちらで紹介します。
https://www.facebook.com/michinoeki.kannabe/photos/a.557203621019702/7223527837720547/
このURLはフェイスブックのアカウントを持たない方はアクセスできない可能性が高いので、エッセンスを記載しておきます。
・2013/10~2014/9の間の利用者数は11万2095人に達したが、その後は減少傾向が続き、2020/10~2021/9の間は6万4686人まで減少し、(コロナ禍の影響もあるとはいえ)社会実験開始前の6万3000人と同水準となった
・豊岡市の赤字補填の負担額は、社会実験開始前の約900万円から約2100万円に膨らんだ
・住民アンケートでも「将来への不安があるが、車を運転できる間は路線バスの必要性は低い」との意見も多かった
・このことを踏まえ社会実験の終了を決め、官民でつくる「神鍋線乗って守ろう市民運動推進協議会」は2022/3/16付で解散した
確かに、この記事の内容は「現実に起こったこと」ではありますが、一般の読者にも公共交通維持を強く求める専門家にも共感を得られないことは確かで、取材対象から外した神戸新聞の判断もうなづけますね。