玉陽庵 算命学ブログ

★ホームページ★
スマホ版 https://gyokuyouan.com/sp/index.html

特殊な宿命を持つ人

2014年10月22日 | 算命学 あれこれ
何年か前、まだ私が師の元に通って勉強していた頃の話。

美容院でシャンプーを担当してくれた、男性のアシスタントさんがいたのですが。

色々と気を使って話しかけてくれるアシスタントさんが多い中で
その方は、とても静かでした。
そして、最初のシャワーの温度が、とてもぬるくて気持ち良い。

季節は夏でしたので、室内はクーラーが効いているものの
駅から歩いてきて身体は暑く、低すぎるくらいの温度が丁度良かったんです。

はじめは、偶然かと思っていたのですが。
シャンプー、リンスと進んでいくにつれ、なんとシャワーの温度が
段々と温かくなり、最後は少し熱めになったのです。

その温度の変化がクーラーとシャンプーで冷えて行く身体に
ぴたりと合っていて、その心遣いにとても驚きました。

後で聞いたところ、きちんと計算してやっていたとのこと。
余計なおしゃべりをしなかったのも、自分がシャンプーされて
心地よいときは少し眠りたいと思うから、気を使って
静かにしてくれたそうです。

この心遣い、歴史好きな方にはピン!と来るものがあると思います。

そう、秀吉にお茶を出した、若き日の石田三成の逸話ですね。

私が占いの勉強をしているというと
とても興味を持ってくれたこのアシスタントさん、
生年月日を教えてくれました。

すると、やはり1000人に1人という、大変特殊な宿命をお持ちだったのです。
「自己の努力で名誉名声を掴む」という「格」に入っていて
この人は上手に生きられれば、大出世するな~と
わくわくしたことを覚えています。


石田三成の逸話が語るように、細やかな心遣いは出世には欠かせないもの。

逆に言えば、出世するタイプの人は、その心遣いを自然にできてしまうのだと
感心した出来事でした(^^)


【玉陽庵ホームページはこちら】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gyokuyou-an/

【ご質問、お問い合わせはこちら】
gyokuyouan☆gmail.com
(☆を@にかえてくださいね)