玉陽庵 算命学ブログ

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人と人とのご縁

2014年10月29日 | 算命学 あれこれ
「占いで相性を見てほしい」と思ったことのある方は
とても多いのではないでしょうか?

算命学でも、「結婚占技」などで詳しく
お相手の方との未来を占う事ができますし、
ビジネス上のパートナーとして良い相手かどうかなどを
占うことも可能です。

それら相性を見るとき、幾多の技法を駆使するのですが
その中でも必ず用いる技法が「共通干支法(きょうつうかんしほう)」と言い、
平たく言えば、お二人の間の「縁の深さ」を見る技法です。

一般的に、魂のご縁の浅い相手とは
お付き合いをしても、結婚までには至りません。

また、心地よい関係=縁の深さではありません。
お互いを憎み合うほどの強い感情を持つ相手は
非常に深い縁を持っていればこそです。

この世は修行の場であり、人生は因縁解消のために
与えられたチャンスでもあります。

因縁の深い相手だからこそめぐり合い、
ぶつかり合いながら、お互いの因縁を乗り越えていくのです。

このようなご縁は、男女の間だけに存在するものではありません。

学校の先輩後輩・同級生、職場の上司・部下・同僚、あらゆる師弟、友人知人など
この世でめぐり合う方の何割かは、深いご縁が背後にあるのです。

その中でも顕著なのが、親子、兄弟姉妹などの家族関係。
ここには、必ずと言って良いほど、何らかの縁を見つけることができます。

家族というのは、生まれて最初にぶつかる人間関係であり、
誰もが通る修行の場でもありますから、当然と言えば当然でしょう。

そこには切っても切れない関係もあれば、どうしても反発し合う関係もあります。

ただ、稀に、これまで両親・兄弟姉妹の誰ともあまりご縁がなかったはずの子が
ひょっこり生まれてくることがあります。

これは何も悲しいことではなく、おそらくそれ以上のご縁が他にあるのでしょう。
養子を迎えるなら、このようにひょっこり異分子のように生まれた子を選ぶと
生まれ育った家族の元に帰ってしまうことがないと言われています。

このように、「ご縁」というものは、とても奥の深いもので、
「血縁」のあるなしだけに左右されるとは、到底思えません。

日本には、血縁を非常に重んじる風潮があるように見えますが、
親子の間にあるご縁の種類によっては、その関係も様々なものであるのが自然です。
「血を分けた子だから可愛い」とは限りません。
たとえ全く血が繋がっていなくても、深い縁を持ち、情愛と絆で結ばれた親子もいらっしゃいます。

「血を分けた子なのに、可愛く思えない」と悩む方もいらっしゃるでしょう。
それは、傍目からは幸せな親子関係には見えないかもしれませんが
「異常」などではなく、お互いに何らかの修行をするように定められたご縁があるからこそ。

こうして「ご縁」の存在を認め、「親子の関係」は多種多様でこそ自然だと考えれば
養子縁組や、不妊治療をはじめとした様々な出産の過程を否定することなど
私にはナンセンスに思えてなりません。

そこに何が加わろうとも、「縁は縁」。

親子関係や出産に関して心無い言葉をかけられた経験のある方も
ぜひ、毅然としていてください。
大切なのは、親子になった過程ではありませんし、そこに優劣などある訳がありません。
親子としてご縁をいただいた後の人生を、互いにどう歩んでいくか。
大切なのは、そこなのです。



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