玉陽庵 算命学ブログ

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天中殺月をご存知ですか?

2014年10月27日 | 算命学 あれこれ
「天中殺」という言葉をご存じの方は
多いのではないでしょうか?

一般的には、12年の中の2年間、結婚や転職
転居などをしないほうが良いとされる時期です。

最近ではネット上でも生年月日を入力すれば
簡単な星や天中殺が分かるサイトもありますから
ぜひご自分の天中殺がいつか、知っておかれると
良いと思います。

今年は午年ですから、「午未天中殺」の方が
天中殺の真っただ中にいらっしゃる事になります。


さて。
一番有名なのは天中殺「年」ですが、
実は「月」や「日」にも天中殺はあるのです。

「日」の場合だと12日中、2日と頻繁なので
非常に重要な日取りの場合を除けば
あまり気に病む必要はないと思います。

ただ、1年のうちの2か月となると、
どうやら影響は無視できないようです。

基本的に、「天中殺」というのは「何も実らない時期」です。
この期間中に手に入れたものは、手元には残りません。
だからこそ、実りが無くては困る新規事業などを立ち上げたり
高額な買い物をしてはならないのです。
この時期に手に入れた家庭や、社会的地位もしかり。

この現象の背景には、天中殺の期間、人は「完璧なバランス」を得るという
一見、素晴らしく見える事実が潜んでいます。

本来、人は一部が欠けているもの。
完璧な人間など存在しないのです。
それが、欠けている部分のエネルギーを巡った年や月のエネルギーで補い、
一時的に「完璧なバランス」が取れてしまうのです。

この「完璧なバランス」が取れている時、人は本来の自分を見失います。
その間は、本来の自分とは感覚も変わり、好ましいと思う人も物も変わります。
天中殺期間限定なら、本来の自分ではできなかったことも出来てしまったりする。

ただ、その期間が終わり、本来の自分に戻れば、それらはすべて
本来の自分の身の丈に合わなくなってしまう。

だからこそ、手元には置いておけない、継続できないという結果が待っているのです。


昨年、私自身もこんな経験をしました。

天中殺月に入ると、いつもはどこか調子が悪くなったりするのですが
その年は珍しく体調になんの影響もなく、穏やかな日々が続きます。
それどころか、会社の昼休みや会社帰りに元気に歩き回り、
体力作りがとても順調だったのです。

天中殺月が終わるころには、周囲の方に「少し体型が変わった?」と
聞かれるほど、それは順調でした。

天中殺でも、「月」程度なら影響はないのかしらー?
・・・などと、能天気に構えて調子に乗っていましたが。

天中殺月が明けて以降、胃腸を壊したり、風邪をひいたり
体調はグダグダ・・・いつもは調子の良い時期までそれを引きずり
体力作りの成果はゼロどころかマイナスに(T_T)


やはり、妙に順調に体力づくりをしていた自分は
天中殺で「自分らしくない自分」だったのです。
本来ならもっとスローペースでやらなければいけないことを
自分らしくないハイペースで進めてしまい、その影響が
本来の自分に戻った時に一気に出たのでしょう。


きちんと成果を残したい、と思うようなことは
天中殺月に始めてはならない。

そんな事を、身に染みて感じた出来事でした。

ちなみに、1月~12月の十二支はだいたい下の通りです。
良かったら参考にしてみてくださいね。

  1月 丑
  2月 寅
  3月 卯
  4月 辰
  5月 巳
  6月 午
  7月 未
  8月 申
  9月 酉
 10月 戌
 11月 亥
 12月 子


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