玉陽庵 算命学ブログ

★ホームページ★
スマホ版 https://gyokuyouan.com/sp/index.html

算命学の「過去生」と「ご縁」

2014年10月30日 | 算命学 あれこれ
昨日のお話の中で「ご縁」の深さについて述べました。
それでは、「深いご縁」というのは、具体的にどのようなものか?と言いますと、
過去生での関わりの深さのようなものをイメージしていただくと良いと思います。

ただし、「過去生」と言いましても算命学では仏教のような「輪廻転生」思想を用いません。

私たちが一般的に思い浮かべる「輪廻転生」は、
今の肉体が死んでも、自分の人格や自我はそのままに、違う肉体へと
生まれ変わるイメージだと思います。

算命学では、人の魂を一つの人格そのままと捉えるのではなく、
いくつかの過去生を持つ霊魂の粒の集合体だとする
「霊魂分離融合論」を用います。

人の霊魂は、生まれ持った「核」となる霊魂の粒の集合体に
身近な人の霊魂の粒をどんどん融合させ、生涯をかけて霊魂の融合を繰り返すとされています。

そして、亡くなると、その融合した霊魂を少しずつ分離させ、
完全にバラバラな小さな霊魂の粒に戻ると、その霊魂の粒が
宇宙の出発点へと飛んで行くとされているのです。

理論的なことは少々難解かもしれませんが、
たとえば、身近な人を思い浮かべてみてください。

同じ人でも、すごく老成した部分があるかと思えば、
ちょっと子供じみた部分もあったりしませんか?

これは、いくつもの過去生を経験し、老成した魂と、
あまり過去生を重ねていない若い魂が、融合して同居しているから。

もちろん、ご自分の中にも、年齢以上に大人びた面や、どうしても直らない
子供っぽい部分など、思い当たることはあると思います。

このように、それぞれの過去生を生きた霊魂の粒が集まっている訳ですから
過去生から持ち越した「ご縁」はいくつも存在します。

過去に夫婦だったり、親子だったり、兄弟姉妹だったり。
好きでも一緒にはなれなかったり、せっかく一緒になったのに悲劇的な終わり方を迎えたり。

このように、もう一度会いたい、あるいは、もう一度やり直したいという強い想いが
「ご縁」の正体であるとも言えるでしょう。

ご夫婦の星を拝見すると、このようなご縁が幾重にも重なっていることがとても多いです。

夫婦として暮らしていくには山も谷もあると思います。
それでも、魂に刻まれるほどの強い想いが結んだご縁なのです。
ぜひ、共に手を取り合って困難を乗り越え、添い遂げて欲しいと願わずにはいられません。


【玉陽庵ホームページはこちら】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gyokuyou-an/

【ご質問、お問い合わせはこちら】
gyokuyouan☆gmail.com
(☆を@にかえてくださいね)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする