昨日12月7日(土)です。近くオートキャンプ場もこの日でクローズになりました。
静寂の中に聴こえるのは川の流れの音、国道を走るバイクの音くらいです。
近所にも誰もいません。
木々のほとんどは葉を落とし、ブルーベリーの葉が残っているくらいです。
12月としては陽が射すと温かくなり、ゆっくりと丸太に座って日向ぼっこするには贅沢な空間になりました。
コロナ禍中で、完全退職して4年が経ちました。この間に母も100歳を超えて他界いたしました。
気持ち的にもいろいろとあり、この道志が癒しの場所になっていたのでしょう。
道志に通い生活して10数年になります。木工好きの私にとっては、遠慮なくチェンソーや工具類の音が出せ、好きな焚火もできるところです。まさに至福の隠れ家と言っても良いかと思います。
道志のほとんどのものを、一人で作りました。あれもこれもです。
春夏秋冬の写真もたくさんパチリしました。私もこんな年齢になったのかと、改めて自覚しているところです。私も老いて、作ったモノは劣化していきます・・・。
昨日は劣化したウッドデッキの部分改修をしていました。きっと、支えの柱が朽ちて来たのでしょう。気になる部分が斜めになって来ました。そのためにジャッキも用意いたしました。
ウッドデッキの下にもぐり込みます。入口部分は30数cmくらいですかね?胸にスマホを入れて置くと、引っかかって通れないくらいです。閉所恐怖症の方には無理だと思います。
作業中にデッキが崩れてはと入口部分を補強し、万が一のことを考えて女房にヘルプの電話をするかも知れないので、電話(スマホ)は傍に置いておくように伝えました。私の位置情報がかなり正確に分かるGPS機能を女房のスマホにインストールされています。私が徘徊するようになったときにも使えるかも?(笑)
いよいいよデッキ下に突入です。這いつくばって器材や補強材を投げ込みます。
案の定、劣化と雪の重みなのか、横板が割れたり柱が朽ちていました。
コンクリートの平板を敷き、補強する板を打ち込み固定します。狭い中での作業ですので、思うようにハンマーが振れません。これも車用のジャッキで持ちあげながら補修していきます。
昼食も取らずに、一気にやらなければ気持ちも萎えてしまいます。
出入りを繰り返し、補強する材料を寸法に合わせてカットしたり、長いビスで止めたりの繰り返しです。
途中、女房からも安否確認?のラインが入ります。こんなことをしていると画像を送りました。
"誰かに手伝ってもらえば"と言っていますが、そのような方はいません。午後2時を過ぎて改修作業は終わりました。ガッチリと出来ています。
ご覧のような汚れ方です。自分でも77歳近い爺さんが良くやるなぁ~とも思います。
いま、これをしないと道志は凍土になりまたこの冬の雪の重みでつぶれてしまうかも知れません。
良くこの器具が手伝ってくれました。泥んこだらけです。あとは片付けです。
残材を燃やしています。何故か満足感と達成感があります。勝負ではありませんが勝ったな!と思うくらいです。
そんな時、地主さんが大根を持ってきました。今日でキャンプ場はクローズすると言っています。水も凍結するからなのでしょう。私も帰宅の際は水道(湧き水)の元栓を閉めて、家の中の水回りは不凍液を流し込みます。
遅い昼夕飯兼用にありつけました。お弁当の残りをお茶漬けにしました。そしてカットしてくれた白菜のサラダもです。
不思議なもので火を見ると落ち着きますね。薪ストーブと奥の方では残材を燃やしています。
南西の空にお月さんが出ています。また北へ向かう旅客機なのでしょう、飛行機雲が出ていました。
頑張ってくれた工具の手入れです。こんな時って夢中になっていますが、疲れを感じないのはスポーツクラブへ行っているお陰かも知れません。まさに作業中はストレッチ?の連続でした。
愛用のJA(農協)の帽子です。義父の弟さん(安平さん)が使っていたものをいただきました。これも10数年経っています。この帽子を被ると地元の人に見えるようです。
これは息子さんの映樹さんからいただきました「「JA中巨摩東部」の文字が入っています。
私の宝物の一つですが、だいぶ傷んで来ました。
終わったよ!と女房にラインしました。これから岩盤浴ストレッチに行って来ると言っていました。女房は仕事がありますので、ほとんど別々の行動です。
今朝の気温はちょうど0度でした。
デッキ全景です。確認しましたが異常ありません。これで雪が積もってOKなのでしょう。
8時過ぎてやっと陽が昇って来ました。寒いとの予報ですがそんなに感じません。
お店(ブティック)には、道志から持ち帰ったカラスウリなどが飾られています。
そう、言いたかったのは「優雅な別荘生活では~~~?ありません!」でした。
yuki76