私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

年賀状をお出しする時に注意すべきこと

2024年12月17日 | 自分のブログ

昨夜のダンス練習会の帰りです。クリスマスツリーの上にお月さんが・・・。

もう、こんな季節(年賀状の準備をする)になったのですね。

そう、年賀状をお出しする時に、ちょっと注意する点があります。それは文中の点や丸は好ましくないと言う理由をご紹介いたします。

その理由ですが、・句読点は「終わり」を意味します。

ものの資料によると、かつての日本語には句読点を書く慣習がなく、その文化が残っているとしていました。

句読点は終わりや区切りを意味するので、年賀状にはふさわしくないとも言われています。

ある凡例集を見ても、句読点が点いているものがありました。どなたが作成した凡例なのか分かりませんが、注意してほしいですね。

一方では句読点が点いていない凡例もありました(正解です)

年賀状において句読点をつけない理由の一つ目は、点や丸をつけることは「区切り」を意味するためです。 つまり「相手との関係が終わる」という意味が含まれてしまうのでしょう

年賀状に限らず、お祝い事の文書は原則的に句読点を避ける風習があります。

たとえば賞状や証書、挨拶状、感謝状、招待状などが挙げられます。

昔の日本には句読点を打つ文化がなかったのです。

もう一つの理由は、日本においての伝統の名残が影響しているとしています。

ご存じのように昔はシャーペンやボールペンがありませんでしたので、日本人はすべての文書を「毛筆」で書いていました。

しかし、次第に活字の文書が増えるにつれ、読みやすさが重視されるようになり、日本語にも句読点が導入されたようです。

しかし、普段使っている文章などは、習慣的に句読点なども入れています。

表彰状など正式な文章で句読点をつけると、相手に対して「点や丸がないと文章が読めない人」と見下すような意味合いが含まれてしまうようになるのでしょう。

つまり相手の知性に敬意を払うという意味で、年賀状では句読点を避けるのが好ましいと言われる所以です。

そう、ここで雑学です。表彰状などには鳳凰が描かれています。

私は最初から鳳凰と言う鳥が図柄になっていると思っていました。これは2つの鳥で鳳と凰で表していると言う説もあります。定かではありません。

同様に歴史の流れを大切にするという意味では、毛筆で書くことが望ましいと言えるでしょうが、年の瀬で忙しく便利なパソコンもありますので、時間を省くためにも一枚を作って、文章に添え書きする方も多いかと思います。

そう、「プリントごっこ」で作成した時もありましたね。

私も使っていました。

説明です。句読点がないと相手に読みにくい年賀状になってしまいますが、適切に改行を利用して読みやすい文章に仕上げるのもコツです。

本来句点(。)をつける場所は、そのまま次の文章を続けずに改行します。 読点(、)の場合もその部分で改行したり、 長い文章を書く場合も、はがきの縦幅の2/3ぐらいを目処に、文節の区切れ目で適宜改行を入れると良いとされていました。

いづれにしても、メールやラインがある時代で、また郵便料金も値上がりしましたので年賀状をお出しする方も少なくなりました。

私も今期からの年賀状は・・・。

「・・・私も喜寿を迎えるにあたって そろそろ身辺整理をしているところです 従いまして年賀状でのご挨拶をお休みするタイミングかなと考えております 

これまでご交流いただき大切なものとして  このつながりは一生忘れません  
また機会があれば 別の形でお話できるのを楽しみにしております」

を文面の一部に入れました。

*画像等はネットより拝借しています。

 

yuki76

コメント (7)
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