先ず、富士の介とはです。
「富士の介」は山梨県水産技術センターがマス類の中でも最高級とされる「キングサーモン」と山梨県で生産量ナンバーワンの養殖に適した「ニジマス」を交配し開発した、山梨オリジナルの「育てやすく美味しい」魚です。
全国各地に数多く存在するご当地サーモンの中でもキングサーモンの血を引く魚は「富士の介」が唯一です。とネットには書かれていました。
前日に道志の養魚場場長の霧〇さんから、冷凍保存して置いた「富士の介」を捌いて日干しにしてくれないかと、依頼がありました。
素人ですが魚を捌くのが好きなんで、3匹お受けしました。
一晩自然解凍して置いて、早朝より作業に入りました。
まだ、夜明け前の5時ごろからです。
順を追ってご紹介いたします。
先ずはぬめりを良く洗い流します。
頭を切り落します。ちなみに、この生板も自作です。溝を付けて流れるようにしています。
腹を裂いて、内臓を取り出し血合いも含めてきれいに取り除きます。
きれいになった状態ですが、後程骨も出来るだけ取り除きます。
先ずは二枚にします。
三枚にしました。背骨あたりは美味しいので、あえて厚めに残しています。
美味しく出来るかは、塩降りですね。最初は粗塩で擦りこむように馴染ませ1時間寝かせます。
あまり放置すると、身が塩っぱくなってしまいます。
1時間後には塩を洗い流し、キチンペーパーなどでよく拭き取ります。
食べやすいように切り身にしてから、私は今度は味塩を利用します。
表現は難しい?のですが、適度にふりかけます。今回の3匹で味塩瓶の半分くらい使いました。
量も多かったものですから、網かごに入り切れず他のものにも干しました。
風もあり陽も射して、日干しにはちょうど良い季節です。見ると程よく乾燥して行きます。
感覚では、ちょっとべた付くくらいが良いかと思います。
しばらく、頃合いを見ることにしました。
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出来るまで時間がありますので、他の作業開始です。
気になっていたデッキ下の配線などを目隠しすることにしました。
有る材料で施工することにしました。杉の端材です(皮の付いたままです)。
地元の方や本職はそんなことはしないのでしょう。でもこれで良いんです。
防腐剤を塗り、寸法に合わせてデッキ下に潜り込みます。あえて不揃いに張り付けました。
作業服は泥だらけです。それなりに満足感はあります。良いじゃないですかぁ~!
着替えて、一休みです・・・。
あの「富士の介」の干物が程よく出来ています。養魚場へお届けする電話を入れました。
落ち場に埋もれた駐車場です。お届けしました。
凄く喜んでいただき、今度は活魚で作ってくれないかとのことです。
プロではないのですが、時間があれば良いですよ!と伝えました。
カラスウリも風に揺れています。
陸ワサビです。
こちらは水耕(湧き水)ワサビです。
葉が無くなっています。これはシカが食べた痕跡だと思います。
敷地内を流れるせせらぎです。これも作ったものですが、どこへ行かなくてもこれで十分な生活空間なのでしょう。
そんな時、女房から電話がありました。いわゆる安否確認かと思います。
他愛無い話で、長電話?になりました。
道志の夕暮れです。外気も寒くなってきました。
薪ストーブに火を入れました。
暖を取りストーブで体を温め、いいちこで身を温めています。
話す相手もいません。静かな至福の時間が流れます。
部屋に入り、大相撲観戦です。
いただいた「富士の介」の干物を真空パックして、冷凍庫に入れました。土産です。
早朝から動き過ぎたのか、大相撲が終わるころにはウトウトしてきました。
一人生活ですので、簡単に夕食を作って、洗濯して(部屋干し)、大雑把に片付けて一日が終わりました。
人生も着陸態勢に入り、なだらかなタッチダウンとなれば良いかと思いますが、まだ機体は揺れるかどうかは分かりまん。いまの瞬間が大事だと思っています。
yuki76
ホント魚屋さん顔負けの捌きぶりですね。
塩振り大事ですね。
ええ塩梅にするのは経験でしょうか。
それにしても一人遊びが上手で奥様も安心のことでしょう。
ムリなさらずぼちぼちと遊びやし。
有難うございます。
すっかり冬の匂いが漂ってきますね~お寒いでしょう?
美味しそうな~「富士の介」刃物が切れて気持ちいい~(^^♪
至福の時をお過ごしで~静寂も悪くない??? ハハハ
ホントにお幸せですね~健康な身体に時間に場所~等々
いつまでも、続けられるだけ頑張って~~✋
お気をつけてお帰り下さいね~(^^♪