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我が社でも「仮説検証」という言葉がよく使われますが、私自身が正直なか
なかピンと来ないことが多いんです。
で、ある書評でこの『仮説思考』を見て
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仮説とは「まだ証明はしていないが、最も答えに近いと思われる仮の答え」で、
仮説思考とは、「物事を答えから考えること」。
つまり「『現状分析をするとこういう分析結果が得られるだろう。その中でも
この問題の真の原因はこれで、その結果としていくつかの戦略が考えられる
が、最も効果的なのはこの戦略だ』ということを、十分な分析や証拠のない
段階でつくり上げる。つまり、問題に対する解決策や戦略まで踏み込んで、
全体のストーリーをつくってしまう。そうすると、ごく一部の証拠は揃ったいる
けれども、大半は証拠がない状態になり、そこから証拠集めを開始することに
なる。その場合には、自分がつくったストーリー、つまり仮説を検証するために
必要な証拠だけを集めればいいので、無駄な分析や情報収集の必要がなくなり、
非常に効率がよくなる。」とありました。
「情報が多ければ多いほど、よい意思決定ができる。このように信じている
ビジネスパーソンは多い。そうであるがゆえに、できるだけ多くの情報を
集め、それらを分析してから、経営課題の本質を見極め、解決策を出そうと
する。
実際に起こることは何か? 情報収集しているうちに時間切れになったり、
あるいは、ほかのどうでもよいデータはあるが、最も重要なデータがない
ことに 土壇場で気づき、苦し紛れで「エイヤーッ」と意思決定せざるを
えないことになる。
徹底的に調べてから、答えを出すという仕事のやり方には無理がある。」
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書いてあることには、すごく同感できるんだけど、いざやろうとすると、
なかなか仮説を立てるってことは難しいんです。
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でも「仕事の質とスピードを決めるのは仮説」であり、ビジネスパーソンと
しての成功のカギは、「優れた仮説の構築とその検証能力」とまで言い切る。
すぐに情報を集めたがる癖を止め、答えから考える癖を身に付けたいな~
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オフ会のことは、メールするね。
オフ会(飲み会)ですが、磯輪先輩の都合のよろしい週末をいくつか教えていただいて、開催日を決定しよう・・・・・ってことになりました。都合の良い日を教えてください<(_ _)>
ボクは先物取引をしていますが、買い屋の根拠と売り屋の根拠という相反する情報に、思いっきり翻弄されています。^^;;;
結局は自分の相場観が仮説となり、自分の仮説に都合のいい情報を応援団にして、頑張って取り組んでおりますが、ここ1ヶ月の成績はボロボロです(;´Д`A ```
成功のカギは「優れた仮説の構築とその検証能力」
これが身に沁みます<(_ _)>